堂本剛、主演作『まる』で初の映画音楽を担当 本ビジュアルと本予告も解禁

KinKi Kidsの堂本剛が主演を務める映画『まる』にて、初の映画音楽にチャレンジすることが1日に発表された。また、本ビジュアルと本予告も解禁となった。

堂本剛が主演映画『まる』にて、初の映画音楽にチャレンジする【写真:(C)2024 Asmik Ace, Inc.】
堂本剛が主演映画『まる』にて、初の映画音楽にチャレンジする【写真:(C)2024 Asmik Ace, Inc.】

人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田役

 KinKi Kidsの堂本剛が主演を務める映画『まる』にて、初の映画音楽にチャレンジすることが1日に発表された。また、本ビジュアルと本予告も解禁となった。

 2024年にデビュー26周年を迎えたKinKi Kidsとして国民的スターの顔を持ち、クリエイティブプロジェクト「.ENDRECHERI.」としても独自の道を切り開く堂本が、1997年に公開された『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来、27年ぶりに待望の映画単独主演を果たす。近年では音楽活動が中心となっていた堂本が、このたび、監督と企画プロデューサーによる約2年前からの熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至った。

 堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなす毎日に慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた◯(まる)を発端に、日常が◯に浸食され始める奇想天外な物語だ。

 本作の監督を務めるのは、数々のオリジナル脚本で話題作を生み出し、17年に『彼らが本気で編むときは、』で第67回ベルリン国際映画祭・観客賞&審査員特別賞を受賞、23年に『波紋』で第33回日本映画批評家大賞・監督賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得る荻上直子監督だ。

 さらに、今回は本ビジュアルと本予告が解禁となった、本ビジュアルは、段々と◯(まる)にとらわれていくことを示唆するかのように、大きな◯にすっぽりと納まる堂本演じる沢田が印象的だ。ティザービジュアルに引き続き、デザイナー・大島依提亜が手掛け、今にもぐるぐる回り出しそうな不思議な浮遊感ただようビジュアルとなっている。

 また、併せて解禁となった本予告では、主人公・沢田が雨の坂道で自転車事故に遭い、商売道具である右腕をけがする場面から幕を開ける。

 そして、今回は主演の堂本が「.ENDRECHERI./堂本剛」として映画音楽を担当することも明らかになった。「.ENDRECHERI.」と「堂本剛」のWネームで、初の映画音楽にチャレンジしている。

次のページへ (2/2) 【写真】映画『まる』の本予告映像
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