人気アイドルグループ「AKB48」が「おうちから、ニッポンを元気に!!」を合言葉に取り組んでいる「OUC48プロジェクト」で、新たな配信企画「捨てるずっきー・捨てないなーみん」がYouTubeで6月からスタートした。注目株のメンバー、浅井七海(20)＝愛称「なーみん」＝と、山内瑞葵(18)＝愛称「ずっきー」＝がダブルMCを務め、おうち時間の片付けで見つけた「捨てるに捨てられない物」をメンバーが紹介し、ファンとメンバーとで「捨てる or 捨てない」を判定する内容だ。リモート形式で展開される配信番組には、「シアターの女神」と呼ばれる村山彩希(ゆいり＝23)がレギュラー出演。新型コロナウイルスの影響を受ける活動の中で、楽しみを届ける新たな挑戦について3人にインタビューした。今回は前編。

――今回の番組は、メンバーが自宅から歌やパフォーマンスなどさまざまな企画を通して元気を届ける「OUC48プロジェクト」の一環で、「AKB48／OUC48 official LIVE ch」(AKB48公式YouTubeのサブチャンネル)で公開されています。浅井さんと山内さんにとって、本格的な番組MCは初めてですね。

山内「今まで劇場公演でも進行を担当したことがなかったので、番組が決まった時は本当にびっくりしました。このダブルMCを通して、劇場公演が再開する時までに、少しでも自分が成長できたらいいなと思って取り組んでいます!」

浅井「劇場公演でMCを務める機会はありましたが、リモートとなるとまた違って、最初は難しかったです。ずっきーがいてくれてすごく心強いです。ただ、リモートだとどうしても画面上でタイムラグが出てしまうところもあって、最初は会話のリズムや間をつかめませんでした。回を重ねるごとに、ずっきーと連携が取れるようになってきて、2人でやっていけることが毎回楽しみです!」

――浅井さんはテンポよく会話を回して、山内さんは優しく朗らかな雰囲気で、バランスの取れた司会進行ぶりです。どのように工夫を。

山内「リモートだと、自分が何かを言い出すタイミングがほかのメンバーとかぶってしまう時があって、間を考えながら話すようにしています。なーみんとはこれまでも一緒に活動をすることが多かったので、毎回リラックスして配信ができています」

浅井「毎回、配信が終わったあとにスタッフの方々と反省会をしていて、こうしたほうがよくなるかもしれないと気付いたことなどがあれば、そこで話したりしています。コメント欄のファンの方の反響も見ているので、いろいろと参考にさせていただいてより楽しい番組にしていければと思っています」

――村山さんは、浅井さんと山内さんが所属するグループ内の「チーム4」のキャプテンでもあります。後輩の2人の成長を見ながらの出演ですね。

村山「うれしくてとにかく番組を盛り上げる気持ちでいこうと初回に臨みました。そうしたら、まさかのレギュラー出演になって、新しい展開になって私自身もありがたいです。最初は2人ともリモートの部分で苦戦していましたが、だんだんとなーみんが仕切りつつ、ずっきーがほかのメンバーに感想を聞いたり、ちょっとずつ工夫をしながら進めているところがわかるので、すごく楽しいですし、安心しながら参加させてもらっています」