木村昴主演ドラマの新キャスト5人が発表 父親役の皆川猿時「情熱的にとことん追い詰めたい」

声優の木村昴が主演を務め、7月11日にスタートする読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』(木曜午後11時59分)に出演する新たなキャストが27日に発表された。俳優の前原滉、結城モエ、及川桃利、阪田マサノブ、皆川猿時が出演する。

『クラスメイトの女子、全員好きでした』の新キャストが発表された【写真:(C)読売テレビ・日本テレビ】
『クラスメイトの女子、全員好きでした』の新キャストが発表された【写真:(C)読売テレビ・日本テレビ】

木村の幼少期演じる及川桃利は200人超えオーディションを突破

 声優の木村昴が主演を務め、7月11日にスタートする読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』(木曜午後11時59分)に出演する新たなキャストが27日に発表された。俳優の前原滉、結城モエ、及川桃利、阪田マサノブ、皆川猿時が出演する。

 同作は、デビュー2作目から3か月連続刊行され話題となった、爪切男氏による同名エッセイ『クラスメイトの女子、全員好きでした』(集英社文庫刊)が原作。小説家志望で、主な収入源は害虫駆除のアルバイトである枝松脛男(えだまつ・すねお/37)は、ある日、偶然手に入れたノートに書かれた小説を盗作し、文学賞を受賞してしまう。一躍人気作家になってしまった枝松は、仕事運がない担当の編集者・片山美晴(かたやま・みはる/34)と共にその小説を書いた真の作者を探すため動き出す、という物語。

 主人公の脛男を木村が演じ、脛男のバディーとなる美晴を新川優愛が演じる。小説の作者として握るのは、脛男が中学時代に恋をしたクラスメイトの女子たち。彼女たちとの思い出を回想しながら、“真の作者”の真相に迫っていく。

 今回新たなに、主要キャストと役どころが発表された。前原は、脛男の害虫駆除バイトの後輩・金子充役。結城は、美晴を少し下に見ている美晴の後輩・猫魔里菜を演じる。及川は、中学時代の“枝松スネオ”役。200人を超えるオーディションの中から、見事にスネオ役を射抜いた。阪田は、美晴の上司で事なかれ主義の編集長・梅本卓磨を演じる。脛男の父で、借金返済のため内職もしながら生計を立てている枝松富士夫を、皆川が演じる。

 出演者のコメントは以下の通り。

○前原滉(金子充)
「脛男のバイト先の後輩、金子充役を演じさせていただきます。前原滉です。最初お話を頂いて、ジャイアンの昴さんがスネオ!? と混乱したのとドラマのタイトルを見て、クラスメイトの女子!? え、てことは過去回想とかで制服着ちゃうのかな? 30代なのに? とワクワクしましたが、僕が制服を着る瞬間はありませんでした。なんならクラスにもいない役だし、回想はリアル中学生たちが演じるということでクラスメイトだったとしても着れるわけがありませんでした。さて、金子がどんな人物か、ですが説明が難しいです。何もないのです。いや、ないことはないんですが、、見て頂いたら言ってる意味が分かると思います。とにかく金子が嫌われないように頑張ります(笑)めちゃくちゃ面白いドラマになると思うので是非よろしくお願いします!」

○結城モエ(猫魔里菜)
「本を読んだときに、それぞれのキャラクターがとても粒立っていて、想像しただけでとても楽しい絵が浮かんできました。私が演じる猫魔は、スネオや美晴を脅かす存在ではありますが、話が展開していくにつれて、関係性も少しずつ変化していくかも……。愛されるキャラクターになること間違いなしのスネオを取り囲む、個性的なキャラクター達の魅力にも注目してみて頂けたらうれしいです。そして、個人的には新川さんと共演させて頂くのは、同じ放送枠でのギルティ以来、実に4年ぶりということで、再び一緒に演じられることを、うれしく思っています。視聴者の皆さまが、クスッと笑えて、時にはじーんと心が温まるような作品に出来るように、私も頑張ります!」

○及川桃利(枝松スネオ)
「木村昴さん演じる枝松脛男の幼少期を演じさせて頂きます、スネオ役の及川桃利です。僕が演じるスネオは、どんな人にも良いところをみつけ、独特な特徴や個性を持った人にも魅力を感じて、あらゆる人を好きになる優しい心を持った少年です。今回がドラマ初出演でもあるため、役作りをする時に原作本を読み込みました。脚本に書かれていないヒントがたくさんあり、困った時には原作本と監督さん、スタッフさんに頼っています。ですが、実際にキャストの皆さんとお会いするととても優しくて、不安な気持ちがなくなり、撮影が楽しみになりました。皆さん物凄い演技をする方ばかりで圧倒されていますが、負けないように頑張ります!」

○阪田マサノブ(梅本卓磨)
「本作品で梅本編集長役を演じています。ドラマ化するにあたっての脚本構成がとても面白く、原作を未読の方はもちろん読まれた方もきっと楽しんでもらえると思います。私も演じるのが楽しみです。また、素敵なタイトルも何より印象的ですね。全員を好きになるって才能だと思います。『そこが逆に好き』は異性に限らず全ての人たちとのコミュニケーションにおいて無敵の感性で、その才能は人生をより豊かにするものかもしれません。そして、誰もがその才能を持っているはず。『登場人物はクセは強いが嫌な奴は誰もいない』とは衣小合わせの時の演出部の言葉ですが、登場人物全員好きになってもらえて、更に観てくれる誰かに勇気を届けられたらと思っています」

○皆川猿時(枝松富士夫)
「『クラスメイトの女子、全員好きでした』っていうタイトルが、まず面白い(笑)。なんちゅうか、ずいぶん太っ腹だなぁっていうか、こういうの太っ腹って言わないか。貧乏で、全然モテなくて、普通の恋ができない主人公? もう最高じゃないですか(笑)。そんな主人公の父親は、自分に正直に生きているからでしょうね、まぁ、口が悪くて、不機嫌で、おっかない(笑)。息子にとっちゃいい迷惑ですよホント。まぁでも、この親子、なんだかちょっと可愛らしいんだよなぁ。そんなわけで、健気なスネオを、情熱的にとことん追い詰めたいと思います(笑)。よろしくお願いします」

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