HKT48がレッスン場から3か月ぶりステージ、坂口理子は涙で「ファンがいてくれたから…」
福岡市を拠点に活動するアイドルグループ「HKT48」は5日、レッスン場からの配信限定ライブ「HKT48 THE LIVE~STUDIO LIVE SONG」を初開催した。今回の公演は、3月31日に福岡市内のホールで開催した「ただいま 恋愛中」配信限定公演以来、約3か月ぶりのステージとなった。
熊本・鹿児島両県の大雨災害を受けてメンバーからメッセージも
福岡市を拠点に活動するアイドルグループ「HKT48」は5日、レッスン場からの配信限定ライブ「HKT48 THE LIVE~STUDIO LIVE SONG」を初開催した。今回の公演は、3月31日に福岡市内のホールで開催した「ただいま 恋愛中」配信限定公演以来、約3か月ぶりのステージとなった。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出演メンバーは今回のライブに向けて開催した「ボーカルセレクション」で選出した9人のみ。3人ずつの出演で、通常の劇場公演とは異なる内容に変更し、ソーシャルディスタンスを確保した形式で行われた。また、森保まどかがピアノ演奏でサプライズ出演となった。
熊本・鹿児島両県の大雨災害を受けて、公演冒頭で坂本愛玲菜が、「まだまだ予断を許さない状況だと思いますが、今日はみなさまの無事を祈り、メンバーみんなで笑顔をお届けできたらと思っています」と話した。
冒頭では、ボーカルレッスンを受けるメンバーのメイキング映像が流れ、1曲目は坂口理子、坂本、村重杏奈による13thシングル「3-2」のカップリング曲「青春の出口」からスタート。坂本は「みなさまに会える日はいつかな、と(思いながら)みんなで少しずつレッスンを積み重ねてきました。たくさんのみなさまに感謝の気持ちとエールを込めて、精一杯楽しい時間をお届けできたらと思います」とあいさつ。続いて3人ずつメンバーが入れ替わり、全4曲を披露した。
「桜の木になろう」と「あなたがいてくれたから」の2曲は、森保がピアノの音色を響かせ、メンバーも、「まどちゃんのピアノで歌えてすごくうれしい!」と笑顔をみせた。
最後の曲が終わると、感極まったメンバーから涙が。坂口は涙ながらに、「会えない時間もSNSなどでみなさんがコメントをくださったり、配信を見に来てくださることが本当に支えになりましたし、それと同時に直接、みなさんの前で歌ったり踊ったりしたいなという気持ちが込み上げました」とこの期間を振り返り、「(あなたがいてくれたからという楽曲は)今見てくださっているファンのみなさんがいてくれたから、今日までやってこれたんだよ、というメッセージでした。この気持ちがみなさんに届いていればうれしいなと思います」とファンへ感謝の気持ちを伝えた。