亀梨和也主演のWOWOW連ドラ、新キャストに武田航平や松村沙友理ら 狂言誘拐を企てるミステリー
亀梨和也が主演を務め、6月9日から放送・配信されるWOWOW連続ドラマ『ゲームの名は誘拐』(日曜午後10時・全4話)のメインビジュアルと最新予告映像が、24日に公開された。併せて、新キャストに武田航平、平山祐介、山崎樹範、飯田基祐、小林隆、泉澤祐希、赤間麻里子、松村沙友理らが決定したことも発表された。
東野圭吾氏の人気作 自分を引きずり下ろした副社長に反撃
亀梨和也が主演を務め、6月9日から放送・配信されるWOWOW連続ドラマ『ゲームの名は誘拐』(日曜午後10時・全4話)のメインビジュアルと最新予告映像が、24日に公開された。併せて、新キャストに武田航平、平山祐介、山崎樹範、飯田基祐、小林隆、泉澤祐希、赤間麻里子、松村沙友理らが決定したことも発表された。
同作は、2002年に刊行された小説家・東野圭吾氏のミステリー小説『ゲームの名は誘拐』が原作。主人公である広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー。03年に一度実写映画化され、20年には本作を原案としたドラマが中国で制作されるなど、長年にわたり多くのファンを魅了してきた人気作。
亀梨演じる佐久間を引きずり下ろした大企業の副社長・葛城勝俊を渡部篤郎が、その娘・樹理を見上愛が演じる。佐久間は樹理と共謀し、狂言誘拐を企てる。佐久間は優秀で人望もあり、つかみどころのない不思議な魅力で女性によくモテる一方、葛城と愛人の間に生まれた樹里は、その立場から葛城家で不遇の日々を送っている。
この度、番組のメインビジュアルが解禁に。“誘拐犯”と“共犯者”として人生をかけた危険な誘拐ゲームに挑む佐久間と樹理が求めあうような視線を交わす背後には、2人にとっての“最恐”の敵である葛城の姿が。「誘拐してはいけない、娘だった――」というコピーも相まって、ひと筋縄ではいかない2人の未来を暗示するような、不穏な空気が漂うミステリアスなビジュアルに仕上がっている。
また発表された武田、平山、山崎、飯田、小林、泉澤、赤間、松村の役どころも明らかになった。武田が演じるのは、佐久間と同じ広告代理店『サイバープラン』の若手広告プランナー・杉本智也(すぎもと・ともや)。確かな仕事力と手段を選ばぬ処世術で頭角を現しつつあるやり手で、佐久間にとっては手ごわいライバルでもある。平山が演じる加賀谷武志(かがや・たけし)は、佐久間の上司でありサイバープランのエースプランナー。社内政治が苦手でくすぶっていた佐久間を引き上げた漢気(おとこぎ)のある恩人だが、古いタイプの業界人で、パワハラ体質が命取りになる。
また山崎が演じるのは、葛城が副社長を務める大手自動車メーカー『日星自動車』の駒形支店長の中村(なかむら)。まじめで人当たりの良いごく普通の社員だが、ある事情から佐久間の誘拐ゲームに巻き込まれていく。飯田が演じるのは、日星自動車宣伝部長・石澤(いしざわ)。佐久間と推し進めていたプロジェクトを突如白紙に戻した葛城に困惑し、不信感を抱く役どころだ。小林が演じるのはサイバープランの社長・小塚(こづか)。佐久間のことを評価はしているが、日星自動車との関係を第一に考え、プロジェクトを白紙に戻すという葛城の提案を受け入れ、佐久間の代わりに杉本をリーダーに任命する。
泉澤が演じるのは、佐久間の学生時代の後輩で経済誌の記者・湯口(ゆぐち)。自身を窮地に陥れた葛城を恨み、足元をすくいたい佐久間は、葛城の弱みを握るために湯口に相談を持ち掛ける。赤間が演じるのは、葛城の妻・葛城芙美子(かつらぎ・ふみこ)。愛人の子どもである樹理が葛城家で暮らすことを容認してはいるものの虐げており、樹理から恨みを買っている。松村が演じるのは、佐久間の“遊び相手”真希(まき)。佐久間の本質をよく理解しており、佐久間にとって数いる遊び相手の中でも特に心を許せる相手として登場する。
予告映像では、葛城と緊迫感満載の駆け引きを繰り広げるうち、次第に心が近づき、やがて追い詰められていく佐久間と樹理の初解禁映像がふんだんに収められている。