YOSHIKI、被災地の台湾に1000万円を寄付 能登半島地震では総額5000万円寄付と積極的支援
ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIが3日に発生した台湾地震による被災者支援のため、自身が運営する米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて、1000万円を台湾赤十字組織(中華民国紅十字会)に寄付したことが4日に分かった。
台湾赤十字組織に寄付
ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIが3日に発生した台湾地震による被災者支援のため、自身が運営する米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて、1000万円を台湾赤十字組織(中華民国紅十字会)に寄付したことが4日に分かった。
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これまでにもYOSHIKIは、地震などの災害による被災地支援を幾度にもわたって行っており、今年1月に能登半島地震による被災地支援のため自身が運営する米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」から1000万円を寄付し、さらに愛用していたクリスタルピアノをチャリティーオークションに出品し、その落札金額4000万円を含む合計5000万円を日本赤十字社に全額寄付していた。
1995年の阪神・淡路大震災では被災地の小中学校にピアノを寄贈し、2009年には中国・四川大震災の被災地に楽器と音楽室を寄贈。震災孤児となった子どもたちをX JAPANのコンサートに招待。11年の東日本大震災においては、継続的な支援を実施。震災発生後すぐに自身のクリスタルピアノをオークションにかけた収益金など合計1300万円以上を寄付したほか、15年にはX JAPANの震災復興ライブの収益金2800万円以上、16年には自身のドラムセットをオークションにかけた収益金600万円以上を寄付。さらに、16年の熊本地震の際に1000万、18年の北海道胆振東部地震の際に1000万、19年の房総半島台風の際に1000万円、19年の東日本台風の際に1000万円の寄付を実施。また、20年には被災から9年たつ東日本大震災の被災地支援のため、日本赤十字社へ改めて1000万円の寄付を行っている。
22年から23年にかけては、ウクライナおよび周辺諸国で増大している避難民のために、国際移住機関(IOM)へ3度にわたり合計3000万円の支援を実施。コロナ禍となった21年には、メンタルヘルス問題を抱える音楽クリエイターや業界関係者を支援するため、音楽チャリティ団体「MusiCares(R)」へ日本円にして1000万円以上の寄付を行うなど、さまざまなチャリティー活動を行なっている。
国内外において長期的な社会貢献活動を行ってきたことが高く評価され、YOSHIKIはForbes Asiaが選ぶ19年の「最も優れた慈善家30人」に選出。21年には「国立国際医療研究センター」に1000万円を寄付するなどの支援を行なったこともあり、「紺綬褒章」を受章している。