格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」（3月23日・神戸ワールド記念ホール／ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継）第5試合 RIZIN MMAルール：5分 3R（120.0kg）

　第5試合では大相撲の元幕内・貴源治の貴賢神（フリー）が元ラガーマンのコーディー・ジェラベック（米国）に1R2分58秒TKO勝ち。RIZIN参戦4戦目で悲願の初勝利を上げた。

　ジェラベックは元ラグビー米国代表で、さらに弁護士という顔も持つ。異色のファイターを元力士が上回った。

　1Rの中盤にジェラベックの右ハイキックをもらったが、ここからだ。パンチを当て返すと、タックスに来た相手をいなしながら、左右のフック、ハイキックと打撃を連続で浴びせた。相手が戦意を喪失しかけたところで、レフェリーが試合を止めた。

　RIZIN初勝利にマイクを握ると、「ずっと連敗していて、ずっと支えてくれた方にこの場をお借りして、ありがとうございます。今年はどんどん経験を積んで、最高のヘビー級ファイターになれるように頑張りますので応援よろしくお願いします」と感謝を並べた。

　ネット上でも「ポテンシャルめっちゃ高いと思うから、勢いに乗って欲しい」「強くなってる」「貴賢神選手の右ハイ→右ストレートが良かったな。ヘビー級とは思えないくらいスムーズだった」「止めるの早いけど、おめでとう！」などの声が上がっていた。