ロバート秋山の音楽特番で「1曲」に529万円 西川貴教とのコラボ…支援金の全額投入「サビでずっと炎が」

お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次(ロバート秋山)が歌い続けるメ~テレ(名古屋テレビ)の音楽特番『秋山歌謡祭2024』が、今月22日午後11時15分から放送されることになり、このほど収録が行われた。同番組は昨年3月17日に放送された『メ~テレ60周年 秋山歌謡祭』の続編。放送後、YouTubeチャンネル『メモ少年』で見逃し配信され、秋山の独特な世界観で作り上げた楽曲が瞬く間に拡散したことで話題になった。その結果を踏まえ、今回は制作費のクラウドファウンディング企画を実施。目標額の5倍以上にあたる約529万円の支援金は、西川貴教とのステージ演出につぎ込んだことが判明した。

『秋山歌謡祭2024』に出演したロバートの秋山竜次
『秋山歌謡祭2024』に出演したロバートの秋山竜次

メ~テレ制作『秋山歌謡祭2024』

 お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次(ロバート秋山)が歌い続けるメ~テレ(名古屋テレビ)の音楽特番『秋山歌謡祭2024』が、今月22日午後11時15分から放送されることになり、このほど収録が行われた。同番組は昨年3月17日に放送された『メ~テレ60周年 秋山歌謡祭』の続編。放送後、YouTubeチャンネル『メモ少年』で見逃し配信され、秋山の独特な世界観で作り上げた楽曲が瞬く間に拡散したことで話題になった。その結果を踏まえ、今回は制作費のクラウドファウンディング企画を実施。目標額の5倍以上にあたる約529万円の支援金は、西川貴教とのステージ演出につぎ込んだことが判明した。

 同番組は秋山が、とにかく歌い続ける音楽特番。1年前の配信では、総再生数300万回を超える話題作になった。番組の総合演出は、少年時代からロバートの大ファンである“メモ少年”こと篠田直哉プロデューサー(P)が引き続き担当。篠田Pの「さらにアーティスト秋山を豪華に演出したい」との思いから、制作費を増額するのためのクラウドファウンディング(CF)企画を昨年12月5日午後5時からスタートしたところ、ハードな秋山ファン764人から総額529万円の支援金が集まった。目標額100万円の5倍以上にあたるが、同番組はそれを渾身(こんしん)の「1曲」に注ぎ込んでいた。

 その曲のタイトルは『TOKAKUKA~Revolution~feat.西川貴教』だ。『TOKAKUKA』は秋山が2015年にリリース。「東京都内の公共施設、都が運営しているのか? 区が運営しているのか?」をテーマにした楽曲で、今回は西川とのスペシャルコラボパフォーマンスで披露することになった。

 そして、バックダンサー、コーラス、レーザー照明、特殊効果など、それぞれのプロフェッショナルたちがサポート。かつてないほどお金がかかった『TOKAKUKA』の集大成になり、スタッフは笑いと感動が止まらなかったという。

 歌い終えた後、西川は「ずっと歌いたいと思っていた楽曲なので、コラボできて光栄です」。秋山も「西川さんと一緒に『区の施設』や『市の施設』を言い合える日が来るとは思いませんでした。うれしかったです」と感謝した。ただ、「ハードな秋山ファン」から集まった529万円を篠田Pが、「『TOKAKUKA』の1曲につぎ込みたい」と言った時は焦ったという。そして、本番では「火」に使ったことも明かした。

「案の定、使い切ることに必死になりすぎて、サビでずっと炎が出続けてましたね。もう、映像上は『ほとんど火』だと思います。『TOKAKUKA』というより、『火の歌』ですね。正直、火の『ブォッ』って音がすごすぎて途中歌いにくかったです。なかなか見られないステージには仕上がっていると思うので、ぜひ、見てほしいですね」

 前作の好評もあり、今回はメ~テレの放送エリア・東海3県(愛知、岐阜、三重)と秋田朝日放送、山形テレビ、東日本放送、新潟テレビ21、北陸朝日放送、長野朝日放送、広島ホームテレビ、瀬戸内海放送、山口朝日放送での同時オンエアも決定。放送後には、見逃し配信が実施される。

次のページへ (2/2) 【写真】秋山と西川が『TOKAKUKA』で共演する様子
1 2
あなたの“気になる”を教えてください