中村アンが4月期主演ドラマで刑事役 バディには初共演の横山裕、印象は「おっとりしている方」

俳優の中村アンが4月11日スタートの読売テレビ・日本テレビ系『約束 ~16年目の真実~』(木曜午後11時59分)で主演を務めることが7日、分かった。併せて、SUPER EIGHTの横山裕の出演も発表され、2人は今作で初共演となる。

中村アン(左)と横山裕【写真:(C)読売テレビ】
中村アン(左)と横山裕【写真:(C)読売テレビ】

予測不能×完全オリジナルの心理サスペンス

 俳優の中村アンが4月11日スタートの読売テレビ・日本テレビ系『約束 ~16年目の真実~』(木曜午後11時59分)で主演を務めることが7日、分かった。併せて、SUPER EIGHTの横山裕の出演も発表され、2人は今作で初共演となる。

 物語は、予測不能×完全オリジナルの心理サスペンス。16年前(2008年)に望野町という郊外の平穏な町で、口の中にビー玉が詰められた2人の遺体が発見される連続殺人事件が発生。それにより当時高校生だった主人公・桐生葵の人生は大きく狂わされる。被害者の1人は、葵が想いを寄せていた同級生の妹。彼女の遺体を発見した葵は、ショックで事件直前の記憶を失う。そして、連続殺人犯として葵の父親が逮捕される。

 そして、24年に過去の真相を探り、父の無実を証明するため、刑事となった葵(34)は、長年の希望がかない、故郷である望野町に戻ってくる。しかし葵が戻ってきた途端、平穏を取り戻していたはずのこの町で、事件が発生する。真相を追っていく中で、葵は青春時代を共にした同級生たちの裏の顔を知り、容疑者として疑うようになる。

 一方、葵のバディとなった刑事・香坂慧(39)は、当時事件現場にいて記憶を失っている葵を疑い監視する。“葵が追う連続殺人事件の真実”と、”香坂が抱える過去”2つの事件が、”ある存在”により、1つにつながったとき、連続殺人事件の真犯人、そして16年間隠されたこの町の真相が明らかとなる。

 中村が演じるのは、望野警察署・捜査第一係・刑事の桐生葵(きりゅう・あおい)。旧姓:速水。愚直に事件と向き合い、星を上げてきた一匹狼的存在。行動第一で、感覚的に頭のキレるタイプ。刑事としての行動力・強さを持ちながら、心に傷を負う者に寄り添う力を併せ持つ。

 横山は、葵のバディでありながら、監視の目を向け、疑い始める刑事の香坂慧(こうさか・けい)を演じる。論理的に物事を組み立てる、頭のキレるタイプ。常に先読みし、ベストな選択肢を提示し続けることで、まわりから一目置かれている存在だ。

中村アン&横山裕、多鹿雄策プロデューサーのコメント全文

○中村アン

――中村さん演じる桐生葵の役どころを教えてください。

「私が演じる葵は加害者家族であり、父親がある事件で捕まってしまうのですが父親の無実を晴らすために、真実を確かめたくて刑事になったとにかくまっすぐで正義感の強い、ドライな女性です」

――本作の見どころ、注目して見てほしいポイントを教えてください。

「1話完結ではなく次々と事件が起こっていくので、展開が早くとにかく先が気になります! 今だけではなく昔からの同級生が出てきて、16年前からつながっていくところがポイントであり魅力だと思っています。今回、新犯人を知らされないまま撮影に臨んでいるので、本当に何が真実なのかわからず、周りを疑っていくお芝居がダイレクトに表れていると思います。毎週見てほしい考察サスペンスです」

――今回初共演される横山裕さんの印象はいかがですか。

「横山さんの第一印象はおっとりしている方だなと思いました。私はせっかちな部分があるのでおっとりしてくださっていると癒されます」

――タイトル『約束 ~16年目の真実~』ですが、最近約束したことはありますか。

「約束は苦手なのでしないです!(笑) 約束を守らなければならないと思うと、その約束に支配されてしまうので(笑) なるべく約束はしたくないです!(笑)」

――視聴者の皆さまへのメッセージをお願いします。

「始めは是非フラットな気持ちで観ていただいて徐々に考察や予測をしながら楽しんでほしいです! それぞれの登場人物が何を抱えているのか? 注目してください。私自身もどんな真実が待ち受けているのか、皆さんとドキドキ楽しみながら進めていきたいと思っておりますので是非ご期待ください!」

○横山裕

――横山さん演じる香坂慧の役どころを教えてください。

「僕が演じる香坂慧はもともと警視庁本部にいたエリート刑事なのですが過去に何かがあって今作の舞台となる望野警察署に来ました。エリートの葵がなぜこの警察署にきたのか不信感を抱きながら探っていく中、僕の過去と葵の過去がどう繋がっていくのか楽しみです。1話のなんてことないところに伏線がたくさん張り巡らされていることに台本を読み進めて、気が付きました。本当に伏線が多い作品です!」

――本作の見どころ、注目して見てほしいポイントを教えてください。

「登場人物のキャラクターがそれぞれ立っていて何が本当なのかだんだんわからなくなってくるのが魅力の一つだと思います。台本を読んでいくうちに『点と点がつながっていく瞬間』が何度もあって、それがとても爽快です。結末が聞かされていないので僕も先が気になっています。もしかしたら僕も真犯人に疑われているかもしれない、本当に結末がどうなるか楽しみです。また、香坂はエリート刑事でプロファイリングを使って事件を解いていきます。セリフがとても多いので、そこも注目していただきたいです!」

――今回初共演される中村アンさんの印象はいかがですか。

「以前食事の席で偶然お会いしたことがありました。そこですごく気さくな方だなと思ったのが第一印象です。あとものすごく『中村アンさん』でした。演技では初めてなのでご一緒できることが楽しみです」

――タイトル『約束 ~16年目の真実~』ですが、最近約束したことはありますか。

「『約束』と言えるかわかりませんが、自分ルールがとても多いです。ルーティンが多くて、これをするって決めたら絶対にしないと気が済みません。朝にジムへ行くなど、ルーティンが決まっていると逆に楽だなと思っています」

――視聴者の皆さまへのメッセージをお願いします。

「全話観ていただかないとわからないと思います!僕も先がわかりません。面白いドラマは登場人物たちがその作品の中で生き生きしているのが魅力だと思います。まさにそれがこのドラマです。最後まで目が離せない展開が待っていますので、是非最後までお付き合いしていただければと思います!」

○多鹿雄策プロデューサー

「『毎話なにが起きるかわからない、疑い合いの“心理サスペンス”に挑戦したい』という想いからスタートしました。毎話いくつもの真実が生まれ、また新たな謎が生まれ……と“スリリングな展開”が続きます。視聴者の皆さんに『これは欠かさず見ないとダメだ!』と思ってもらえるような、“登場人物全員が容疑者候補”のドラマ『約束』!ぜひ、お楽しみください!」

――主人公・桐生葵について。

「撮影が始まって、中村アンさんの葵への想いと本作への覚悟に、私たちスタッフ陣も応えるべく、日々撮影が進んでいます。『葵が対峙する、苦悩を抱えた人間たちを救い出してほしい』そして、『連続殺人という大きな闇から、一縷の望みを見つけ出してほしい』そんな、強くカッコよく、前に突き進んでいく葵を、中村アンさんがどう演じられるのか? お楽しみください!」

――バディ・香坂慧について。

「なにかに勘付き、先読みする“優秀さ”と、胸の内が見えない“ミステリアスさ”から『今、この男は何を考えているのか?』視聴者の皆さんにとって、“ワクワクする存在”になってほしい香坂を、横山さんがどう育ててくれるのか? これからの撮影が楽しみです! 客観的視点で疑っていく香坂の視点と共に、『真犯人が誰なのか?』予想しながら、お楽しみください!」

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