『GTO』メンバーが26年ぶり再集結 主演・反町隆史「本当にうれしい」 窪塚洋介「エモ過ぎる」
俳優の池内博之、山崎裕太、窪塚洋介、徳山秀典、小栗旬、藤木直人がカンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ『GTOリバイバル』に出演することが23日、発表された。26年前の『GTO』メンバーが、一夜かぎりで再集結する。放送は4月1日午後9時から。
4月1日午後9時から放送
俳優の池内博之、山崎裕太、窪塚洋介、徳山秀典、小栗旬、藤木直人がカンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ『GTOリバイバル』に出演することが23日、発表された。26年前の『GTO』メンバーが、一夜かぎりで再集結する。放送は4月1日午後9時から。
『GTOリバイバル』は、1998年の夏に放送された反町隆史主演の連続ドラマ『GTO』(グレート・ティーチャー・オニヅカ)が、26年の時を経て、新作スペシャルドラマとして復活する、カンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ。
『GTO』は、藤沢とおるによる同名漫画が原作で、元暴走族の高校教師・鬼塚英吉が、破天荒な行動で生徒や学校の問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマ。立場や損得とは無縁の教師・鬼塚が、本音をぶつけ合い、命がけで生徒に向き合うことで、社会の裏側にくすぶっている問題をも解決していく。
『GTOリバイバル』で反町演じる鬼塚が赴任するのは、私立相徳学院高校。この高校で問題となっているのは、フォロワーが200万人近くいる暴露系インフルエンサー“裁ノカ笑”。有名人も一般人も関係なく、どんなネタでも詮索&拡散して炎上させており、これまでに相徳学院の教師や生徒が何人も晒されてきた。あまりに狙われるため、校内に“裁ノカ笑”にふんする犯人がいるのではないかとのうわさもあり、生徒たちは日々お互いの顔色を伺い、疑心暗鬼になりながら学校生活を送っている。そんな令和の高校生を前に、かつてグレート・ティーチャーと呼ばれた鬼塚は、令和のニューヒーローになれるのか。
そしてこのたび、1998年版『GTO』に出演していた、池内、山崎、窪塚、徳山、小栗、藤木らの出演が決定した。かつての鬼塚の教え子、村井国雄(池内)、渡辺マサル(山崎)、菊池善人(窪塚)、依田ケンジ(徳山)、吉川のぼる(小栗)を、時を経てそれぞれ演じる。
26年ぶりの『GTO』復活に加え、かつての教え子や親友との再共演が決まったことに、反町も「当時を思い出し、懐かしくなりました。26年間も『GTO』に対しての愛情と思い出を持ち続けていてくれたことが本当にうれしい」と話した。
また、一夜かぎりの再集結を遂げる、かつての『GTO』メンバーからも、それぞれコメントが到着した。
キャスト陣のコメント全文
○池内博之
「26年ぶりに『GTO』をやると聞いたときは正直なところ耳を疑いました。しかも村井役としてオファーをいただき驚きしかありませんでした。また当時のように坊主頭? とかこの年齢で制服? とかいろいろと想像してしまいました。笑 長い年月が過ぎ、またこうして反町さんはじめキャストの方々と再会し、一緒にお芝居ができるなんて幸せでしかありません。見どころ満載の本作、ぜひたくさんの方々に見ていただけたら幸いです」
○山崎裕太
「26年という歳月を経てもまた復活できるということ自体、本当に凄いドラマなんだと実感してます。この26年の間にたくさんの作品をやらせていただいてますが、こんなにも世間の皆さまにすんなり復活を受け入れてもらえるドラマはほかに見ないのではないかと。この作品に携われたことも、この時代に復活してまた携われることもうれしく思ってます。
『GTO』メンバーとは、あれからいまだに連絡を取ったり会ったりする間柄でしたが、現場で『また明日ねー』って言ってる感じがなんかもう、青春だったあの頃をフラッシュバックさせて、いちいちエモーショナルな気分になりました。
反町さんとの関係性もあの頃の共演者との関係性も何も色褪せぬまま26年経っていることが不思議でまるでパラレルワールドにいるようでしたね。あるラストシーンでは僕も池内も窪塚も小栗も鳥肌たってました。40超えたおっさんたちが語彙力を失い『なんか凄いね』『なんかエモいね』ばかりで出演者の僕らも震えながらそのシーンを見ていました」
○窪塚洋介
「26年前、現場でも現場の外でも朝から晩までワイワイやってた“かけがえのない3か月間”を思い出しながら、今の自分たちの立ち位置を踏み締めるような、とても感慨深いすてきな撮影となりました。当時のメンバーと少し照れながら、誇らしくもある気持ちで迎えたクランクインのファーストシーンは、芝居をしながらお客さんの視点になってしまうような、経験したことのない不思議な感覚に皆で包まれていました。鬼塚先生のラストカットの後ろ姿を見送ったあと『……エモ過ぎる』と4人全員が同時に声に出してましたね。笑 2024年の今を生きる高校生諸君、そしてファンの皆さん、我らがG.T.O.の暴れっぷりマジで“グレート”なんで乞うご期待です!! ……あーO.A.楽しみだなあああ、てあの頃こんな気持ちだったなあああああ」
○徳山秀典
「あれから26年が経ったという実感がほとんどありません。あまりに記憶の奥底すぎて。しかし撮影現場に向かう途中、さまざまな思いをめぐらし、懐かしさと新鮮な気持ちがよみがえりました。現場に着けば反町さんから『久しぶり! お前変わらないな、出演してくれてありがとう』この一言がとても感慨深く、あぁ、鬼っちだ。と地に足が着いたのを思い出します。GTO復活が決まり、衣装合わせで懐かしい顔ぶれを見て、現場で皆でずっとエモい…… と言ってました。あの時生徒だった僕たちから、今の視聴者の皆さまや現場の生徒たちへバトンを繋げる役目を担えて幸せな、夢のような時間でした。そして変わらぬ鬼塚先生はやはりとびっきりグレートでした」
○小栗旬
「二十数年ぶりにこんな形で皆さんに再会できるとは思わず、久々にお会いした鬼塚先生はあの頃と何も変わらない鬼塚先生でそれにも驚きました。こういうことが起こると、この仕事を続けていて良かったなと思える瞬間でもあり、1つ1つの出来事がなんだか不思議な感覚で夢の中にいるようでした。ただただ興奮しました」
○藤木直人
「『GTO』が復活するなんてまさに青天の霹靂! 想像すらしていませんでした。四半世紀前の作品、僕にとって初めて連ドラにレギュラーとして参加させていただいたのがこの『GTO』。再び演じることが出来るなんて感慨深かったです。僕はほぼ反町くんとのワンシーンのみの出演でしたが、再会したときグータッチで迎え入れてくれたのがうれしかったです(笑)。あの時代ですら言いたいことが言えないそんな世の中でしたが、コンプライアンスが厳しくなった今、鬼塚英吉がどんなことを巻き起こすのか? ぜひぜひ楽しみにしていて下さい!」