武田玲奈、初の探偵役で主演 渡邊圭祐&渡邉美穂と共演「とても心強い」 人気小説を実写ドラマ化
俳優の武田玲奈が4月スタートのABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『あなたの恋人、強奪します。』で主演を務めることが26日、発表された。自身初となる探偵役で、変幻自在にキャラを操る新機軸ヒロインに挑む。また、渡邊圭祐、渡邉美穂の出演も決定した。
クズ男との恋愛トラブルを“強奪”で解決する痛快略奪エンターテインメント
俳優の武田玲奈が4月スタートのABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『あなたの恋人、強奪します。』で主演を務めることが26日、発表された。自身初となる探偵役で、変幻自在にキャラを操る新機軸ヒロインに挑む。また、渡邊圭祐、渡邉美穂の出演も決定した。
原作は、第69回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した人気ミステリー作家の永嶋恵美氏の『泥棒猫ヒナコの事件簿 あなたの恋人、強奪します。』。根強い人気を誇る『泥棒猫ヒナコの事件簿』シリーズが待望の実写ドラマ化となる。
本作は、クズな男との恋愛トラブルを“強奪”で解決する痛快略奪エンターテインメント。物語の舞台はもつれきった男女関係に悩める女性だけが見つけることのできる謎の探偵社・オフィスCAT。この探偵社は、“あなたの恋人、友達のカレシ、強奪して差し上げます。”という怪しげな広告を出し、やむにやまれぬ「別れたい」「別れさせたい」という依頼を受け恋愛トラブルを解決する。
オフィスCATの社長・皆実雛子(ミナミヒナコ)は、強奪率100%の凄腕女探偵。彼女は、ターゲットとなった男性を惚れさせるために容姿から人柄までを変幻自在に操り、あらゆる手段を使って男女仲を引き裂く恋愛トラブルバスターである。法律やネットに強い相棒・浅沼陽介とともに、日々依頼者の女性たちを救っている。そんなある日、早川梨沙から「暴力をふるう彼氏を強奪してほしい」と依頼が入る。誰にも相談できない悲痛な依頼を受けたヒナコは、梨沙から一通り事情を聞くとDV彼氏の強奪作戦に乗り出す。
クズ男を強奪する“泥棒猫”皆実雛子(ヒナコ)役を武田が演じる。探偵社「オフィスCAT」の社長。赤メガネ、三本の三つ編み、真っピンクのスカート姿…… 普段は野暮な風貌をした物静かな女性だが依頼を受けると一変、容姿・人柄を変幻自在に操り狙った男性を必ず落とす。その強奪率=依頼達成率はなんと100%という人物。
ヒナコの相棒で切れ者の便利屋・浅沼陽介役は渡邊圭祐。弁護士を目指して司法浪人する傍ら、「オフィスCAT」でヒナコの右腕として働く社員。切れ者で法律にもインターネットにも強い。なお、弁護士試験には3回落ちている。
DV彼氏と別れたい依頼人・梨沙役には渡邉美穂。不動産営業として働く会社員。彼氏からのDVが過激化するも、別れてくれない。このままだと殺されてしまう。そう追いこまれたとき、ふと目にした怪しげな広告に躊躇しつつも、彼と別れたい一心でオフィスCATに依頼をする。
ABCテレビは4月14日日曜午後11時55分、テレビ朝日は4月13日土曜深夜2時30分から放送。
武田玲奈、渡邊圭祐、渡邉美穂、監督・本田隆一氏、原作・永嶋恵美先生のコメント全文
○武田玲奈
――オファーを受けたときのご感想をお聞かせください。
「数年前から読んでいて好きな小説だったので、『まさかこれが!』と思ったのと同時に、『絶対にやりたい! 絶対おもしろそう!』とも思いました。撮影まですごくワクワクしながら準備していました! とても嬉しいです!」
――“皆実雛子”の魅力は。
「いろんな女の子に変身できる術を持っていてとても器用なのは大前提なのですが、私が好きなところは淡々としながらも常識やルールなどに捉われずもっと大切なものを大事にしているところです。原作のヒナコさんをリスペクトしつつ、皆さまに楽しんでいただける、愛していただけるキャラクターになるよう演じたいです」
――オフィスCATの仲間である陽介役の渡邊圭祐さん、梨沙役の渡邉美穂さんの印象は。
「とても楽しい仲間たちです! 不安な部分などもあったのですが、お2人のおかげで現場も楽しく和やかな雰囲気になっていると思います! とても心強いです」
――最後に視聴者のみなさんへメッセージを。
「新しいタイプの痛快略奪エンターテインメントだと思います! 時にはスカッとしたり時には心温まったりハラハラしたり。いろんな姿に変身しながら問題解決していく様をぜひ楽しんで欲しいです!」
○渡邊圭祐
――オファーを受けたときのご感想をお聞かせください。
「爽快感や悲壮感に溢れながら、悲しい人間の性のようなものを皮切りに人間の感情が全部詰まった一本調子に終わらない物語に、ぜひやりたいという気持ちでした」
――演じる“浅沼陽介”の魅力は。
「真面目でしっかりしてるようにも見えながら、優しさと厳しさに加えどこか抜けている人物だなという風な印象です。演じる上で、オフィスCATの一社員として、仕事に行く前のオフィス姿のヒナコの放つ空気感を同じくまとっていたいと思いました。どのようにもできてしまう幅のあるキャラクターだという風に感じていたので、現場で武田さん演じるヒナコを見てこうしようというものを定めていこうと思っていました」
――ヒナコ役・武田玲奈さんの印象をお聞かせください。
「猫のような方です。撮影の日々を重ねるたびに見えてくる武田さんの持つ魅力は何面もあって、それがヒナコにものすごく合っているなと。チャーミングで気さくな方でした」
――最後に視聴者のみなさんへメッセージを。
「恋愛ものの作品を見ているようでスパイものを見ているような。1度で2度も3度もおいしい、そんな作品だと思います。予想を裏切る展開の連続はハラハラとドキドキを皆さまに届けてくれることと思いますので、ぜひご覧ください」
○渡邉美穂
――オファーを受けたときのご感想をお聞かせください。
「“恋人別れさせ屋”などは聞いたことのあるフレーズでしたが、“強奪”というのは新鮮だなと思いました。第三者の力を借りてまで終わらせたい恋愛関係とは一体何なのか、それに至るまでの過程や人間関係がどのように描かれるのか、ただただ未知の世界で興味が湧きました」
――演じる“早川梨沙”の魅力は。
「台本を読んでみて、オフィスCATで働く梨沙は何事にも全力で取り組む明るい子だなと感じました。空回りしてしまったり、ヒナコに翻弄される姿はとても愛嬌があり、ついつい目で追いたくなるようなキャラクターだと思います。依頼人として登場したときの梨沙と、オフィスCATで働くようになってからの梨沙のギャップをしっかり演じ分けられるようにしたいです」
――ヒナコ役・武田玲奈さんの印象をお聞かせください。
「玲奈さんご本人は柔らかい雰囲気をまとっているのですが、皆実雛子モードになると人が変わったようにクールな表情を見せるので、そのギャップに驚きました。依頼内容に合わせてさまざまなタイプの女性になりきる姿は、まさに変幻自在という言葉が似合います。強奪相手に甘えるようなお芝居のときは、玲奈さんのあまりのかわいさに私までドキッとしました」
――最後に視聴者のみなさんへメッセージを。
「ヒナコをはじめとしたオフィスCATのメンバーがどのようにして恋人強奪計画を成し遂げるのか、毎話登場するさまざまなカップルにも注目しながらご覧下さい。痛快で大胆なスカッとするドラマをお届けします!」
○本田隆一氏(監督)
「思わずギョッとするタイトルですが、アクションあり、サスペンスあり、人情あり、そしてちょっぴりお色気あり? な、冒険娯楽活劇です。恋人は強奪してもらわなくていいけど、オフィスCATには行ってみたいなと思えるような、楽しいドラマを目指しました。どんな女にも姿を変えてミッションを遂行する雛子=武田玲奈さんの八面六臂の活躍にご期待ください!」
○永嶋恵美先生(原作)
「この作品にはなぜか驚かされることが多く、雑誌掲載後、忘れたころになって『本にしましょう』と言われてビックリ、また忘れたころになって『復刊しましょう』と言われてビックリ、またまた忘れたころになって『ドラマ化します』と言われてビックリでした。今回は、うれしさと感謝と期待が山盛りにトッピングされたビックリです。生きて動くヒナコたちを早く見てみたい気持ちでいっぱいです!」