小澤征悦、4月期日テレドラマで悪役「声色を低めに」 主演・間宮祥太朗の“最大の敵”に
俳優の小澤征悦が4月にスタートする間宮祥太朗主演の日本テレビ系連続ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日曜午後10時30分)に出演することが18日、発表された。
主人公・織田照朝の父を殺害した最大の敵、崩心祷役
俳優の小澤征悦が4月にスタートする間宮祥太朗主演の日本テレビ系連続ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日曜午後10時30分)に出演することが18日、発表された。
原作は、2013年から17年に『週刊少年マガジン』に連載されたメーブ氏による同名漫画。日本テレビが仕掛ける大型プロジェクト企画として完全実写化され、間宮が日本テレビ系GP帯連続ドラマ初主演を務める。
日本有数の総合商社・織田グループの御曹司だった織田照朝(間宮)は、13年前、父・清司(せいじ)を謎の組織に殺され、全てを失った。犯人の目的は、清司が持っていた1本の古びた鍵。その鍵を手に入れた者は、集めた鍵の数だけ運気が上がり、99本集めると、この世の全てを手にすることができるといわれる「悪魔の鍵」だった。殺される直前の父から「悪魔の鍵」を託された照朝は、海外に脱出。以来、世界中を渡り歩いて知識と経験を積んでいった。そして父の無念を晴らすため13年ぶりに日本に戻って来た照朝は、「悪魔の鍵」を狙うライバルたちとの命懸けの頭脳バトル「アクマゲーム」に巻き込まれていく。
小澤は主人公・織田照朝の父を殺害した最大の敵、崩心祷(ほうしん・いのる)役を演じる。照朝の父親を殺した謎の組織の人間であり、照朝はこの男を見つけ出し、復讐することを心に誓っている。悪魔の鍵の伝説を知る、謎に包まれた考古学者として、欲望に憑かれた人間たちをアクマゲームに引き込んでいく。不気味な笑みを浮かべ、人をあざ笑い、さげすむことを楽しんでいるため、非道で残酷な行動をする。悪魔の鍵の力によって人類を支配することをもくろむ崩心が、照朝達を過酷な運命の闘いへと誘っていく。
以下は小澤のコメント全文。
――本作への出演のオファーを受けた際の気持ちは。
「まず出演のオファーをいただいた時に、間宮祥太朗、祥ちゃんは昔から知ってる仲間で、間宮くんが真ん中になってやるドラマということなら、僕はこれはやるべきだなと思いました。台本を読ませていただいて、すごいクリエイティブな台本であるし、その中に出てくる悪魔というものが一体どういう存在としてドラマの中に登場してくるのか、それも含めてとても興味深いなと思いました。また田中樹さん、古川琴音さん、竜星涼さんはじめ、本当に今、キラキラ輝いているすごい才能が集まっていて、監督も素晴らしい作品を撮られている方なので、撮影が始まるのをとても楽しみにしていました」
――崩心祷役への思い、役作りで意識していること、役の見どころは?。
「今回は徹底的な悪役ということで、声色を低めに変えて演じています。それと、今回髪型も独特で、衣装と合わせてダークサイドに振り切った悪の雰囲気が出ているのではないかと思います。お芝居に関しては、崩心は善とされている価値観を全否定し、そこにいる人間たちを否定して、服従させることで自分の利益を得ようとする人間なので、対峙する相手と芝居を掛け合うというよりかは、押し付ける芝居を今回は心がけています。なので、ドラマのお芝居というよりは、一人舞台みたいな表現もあったり、現代劇ではありながら、ちょっとそこに時代劇調も含めてみるというようなことを意識してやっているので、そういった部分が違和感として観てくださるお客さんに映ればいいなと思ってやっています。
それと、崩心の役柄的に、人間の負の部分みたいなものをよく考えて普段から日常を過ごしていたんですけれども、そうすると暗い気持ちになったりしたので、そこに引っ張られないようにたくさんお酒を飲もうと思ってました(笑)」
――視聴者のみなさんへの一言。
「今回『ACMA:GAME』という悪魔が降臨する世界観の中で、一体どんな人間模様が繰り広げられるのか、ぜひともみなさんに注目していただきたいと思います」