タレント・上沼恵美子が28日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ！』（日曜午前11時40分）に出演。番組では性的行為強要疑惑を報じられた週刊文春の発行元である文藝春秋社に対し、名誉毀損（きそん）による損害賠償金5億5000万円などを求めて提訴したダウンタウン・松本人志の問題を取り上げた。14日の同番組で「超一流の人間やのに、遊びは三流以下やったね」と言い放つなど、今月8日に活動休止を発表した松本に対して厳しい言葉を投げかけていた上沼。この日は飲み会に同席したと報じられているお笑いタレント・たむらけんじに言及。「もしアメリカに取材が来たらひたすら謝れ」とアドバイスしていたことを明かした。

　上沼は文春報道で名前を挙げられたのに続き、『FRIDAYデジタル』で報道された5年前の大阪での松本を含む芸人と女性との会に同席したと報じられた、たむらについて言及した。

　たむらとメールをやりとりする仲という上沼は、番組収録の前日（26日）にもメールが送られてきたと公表。「たむけんから昨日、メールが来ました」と明かすと、「（文春報道を受けて）カリフォルニアのラジオで『合コンはやったけども、そんな性的行為とかそんなこと全くない』って言うたけど、違う雑誌（媒体）が出て、『たむけんがそこにいてた』っていうので慌てて私にメールが来ました」と続けた。

　中身について、「何も謝るっていうんじゃなくてね、『僕はメンタルやられて食事できない』って来ました。知るか！って思いました」と披露。「どういうことか私、フライデーに出たみたい。知らなかったんですよ。知らなかったんだけど、夕方に見たらいろいろ出てたんで、ああそういうことで言うてきたのかなと思いましたけどね」と話した。

　上沼は「それで責める気持ちもまったくないんです。興味ないもん、たむけんには。怒ってるんじゃないの。仲いいから。それいいわよと思って、そない心配しなくても、こっちはこっちで裁判やるっておっしゃってるから」とコメントすると、声のトーンを上げ「ただ、あなたは『一つだけ言うとくよ。もしアメリカに取材が来たらひたすら謝れ。私はあなたに対して名案がない。浮かばない。だけどここまで来たらひたすら謝ってくれ。謝らなあかんで』ということを（メールで）いったら、『分かりました。ちゃんとやります。メンタルやられて食欲もずっとなくて食べれなかったんです』って。『食べなさい。しっかりとあなたはちゃんとしときなさい。関係ないんやから』（と送った）」と謝罪を助言したと明かした。

　直後に「次のメールで『今から飯食うてきます』って。立ち直るの早いなって。立ち直りが早いわ。5分（後）でしたね」と暴露していた。