冨永愛「私もアートの中の1つ」 ファッションとアートの関わりを語る

モデルの冨永愛が11日、都内で行われた没入型展覧会『ゴッホ・アライブ 東京展』のアンバサダー就任発表会に出席した。

アンバサダー就任発表会に出席した冨永愛【写真:ENCOUNT編集部】
アンバサダー就任発表会に出席した冨永愛【写真:ENCOUNT編集部】

『ゴッホ・アライブ 東京展』のアンバサダー就任発表会

 モデルの冨永愛が11日、都内で行われた没入型展覧会『ゴッホ・アライブ 東京展』のアンバサダー就任発表会に出席した。

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 ゴッホの世界を五感で感じられる新感覚の没入型展覧会「ゴッホ・アライブ」は、これまでに世界99都市を巡回し900万人以上を動員。100都市目としていよいよ東京に上陸した。

 東京展のアンバサダーに就任した冨永は「とても光栄に思います」と喜びを口にし、本展を一足早く体験したそうで「すごく楽しいエキシビジョンですね。自分がまるで絵画の中にいるような、ゴッホの気持ちにもなれるような没入体験ができて、美術館に飾られている絵画を見るときはどうしても絵画との距離があるというか、難しく考えてしまいがちで、素直にそのアートを感じることができるものって少ないと思うので、こういうアートの体験の仕方があるんだなと思いましたね」と感心。

 加えて、「アートに触れるって表現する上で大事だと思っていて、本物に触れる感覚は脳裏に残っていて自分の表現にアウトプットされていくと思うので、見て感じることがとっても大事だなと思います」と持論を語り、「このエキシビジョンは感じることに特化されているので、どの世代の方たちにも見てもらいたいですけど、特に子どもにはいいんじゃないかなと思いましたね」とおすすめした。

 また、自身も日本絵画や染色に触れるなどアート体験が好きという冨永は、ファッションとアートの関わりをどう捉えているか尋ねられると「芸術作品という意味でファッションもアートの1つだと思っていて、そうなってくると私もアートの中の1つの存在ということになるんですけど、作品を作るって正解がないわけですし、表現って限りなくあるので、それがすごく面白いですよね」と目を輝かせ、「ファッションは人間が作るアートで、いろんな意味での表現がこの世に存在していると思うので、そう考えると面白みがありますよね」と語った。

 昨年、モデル歴25周年を迎えた冨永は、今年の抱負を聞かれると「私はその年々に目標を立てるタイプではないんですけど、今あるお仕事やプライベートでの目標を一つひとつ誠実に乗り越えていくという感じですね」と語った。

 本展は東京・東品川の寺田倉庫G1ビルにて2024年1月6日~3月31日で開催。

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