宮野真守、『ジョジョ』で好きなセリフを渾身披露「ファンだったら誰しもが言いたいんじゃないか」
声優で俳優の宮野真守が16日、都内で行われたミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』(2024年2月6日上演)の製作発表記者会見に出席した。『ジョジョ』シリーズ第1部で好きな作中のセリフを明かした。
「これ絶対言いたいセリフだったでしょ? 僕大好きなセリフです」とほほ笑み
声優で俳優の宮野真守が16日、都内で行われたミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』(2024年2月6日上演)の製作発表記者会見に出席した。『ジョジョ』シリーズ第1部で好きな作中のセリフを明かした。
今回、ジョジョの宿命のライバル・ディオ・ブランドーを演じる宮野。作中の好きなシーンを問われて「ディオが言われたセリフが好き。『ジョジョ』ファンだったら誰しもが言いたいんじゃないかなっていうので、今日皆で言ってみましょうか?」と報道陣に無茶ぶり。共演陣が笑う中、宮野は悪びれずに「『さすがディオ! おれたちにできない事を、平然とやってのけるッ』。……せーのっ! 『そこにシビれる、あこがれるゥ!』。ぜんぜん言わないじゃないですか!」と報道陣を叱責(しっせき)。会場に笑いが起きる中、宮野は「これ絶対言いたいセリフだったでしょ? 僕大好きなセリフです」とほほ笑んだ。
この日、宮野が挙げた好きなセリフは、奇しくも、2011年にテレビ放送された名アニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』内にて、自身が演じた“鳳凰院凶真”こと岡部倫太郎が、仲間の橋田至(関智一)に言われる印象的なセリフの一つ「オカリン、小っちぇ~! 人としての器が小っちぇっす~。そこにシビれる、あこがれるゥ!」(第3話)の元ネタ。
宮野は、約13年の時を経て“本家セリフ”を浴びる恩恵に預かったとも言えそうだ。
会見には、ジョナサン・ジョースター役の松下優也と有澤樟太郎(ダブルキャスト)、ディオ・ブランドー役の宮野真守、エリナ・ペンドルトン役の清水美依紗、スピードワゴン役のYOUNG DAIS、ウィル・A・ツェペリ役の東山義久および廣瀬友祐(ダブルキャスト)、ジョースター卿役の別所哲也、脚本・振付の長谷川寧氏も出席した。
同ミュージカルは、シリーズ累計発行部数1億2000万部を誇る荒木飛呂彦の『ジョジョ』シリーズが原作。「第1部 ファントムブラッド」をベースに世界初の舞台化する。19世紀末のイギリスを舞台に、“ジョジョ”こと主人公ジョナサン・ジョースター(松下・有澤)と運命的な出会いを果たすディオ・ブランドー(宮野)を中心に、謎の石仮面をめぐる熱き戦いと奇妙な因縁を描く。
演出・振付は、2015年に荒木飛呂彦原作の唯一の舞台化『死刑執行中脱獄進行中』で構成・演出・振付を担当した長谷川寧氏。音楽は仏ミュージカル作曲家ドーヴ・アチア氏が、脚本・歌詞は元吉庸泰氏が担当。帝国劇場にて24年2月6日~28日、札幌文化芸術劇場にて3月26日~30日、兵庫県立芸術文化センターにて4月9日~14日に上演する。