後藤久美子、30年ぶり地上波ドラマ主演「不安やら楽しみやら」 事務所への恩義も語る

俳優の後藤久美子が13日、都内で行われた松本清張ドラマスペシャル『顔』(テレビ朝日系、2024年新春放送)の制作発表記者会見に出席した。30年ぶりに地上波ドラマ主演を果たす現在の心境などを語った。

『顔』の制作発表記者会見に出席した後藤久美子【写真:ENCOUNT編集部】
『顔』の制作発表記者会見に出席した後藤久美子【写真:ENCOUNT編集部】

武井咲とW主演 松本清張ドラマスペシャル『顔』制作発表会見

 俳優の後藤久美子が13日、都内で行われた松本清張ドラマスペシャル『顔』(テレビ朝日系、2024年新春放送)の制作発表記者会見に出席した。30年ぶりに地上波ドラマ主演を果たす現在の心境などを語った。

 後藤は「30年と言うと、オギャーと生まれた赤ちゃんが、立派な人間に育つ時間だと思う。あまり感覚としてはないんですけど、あっという間に過ぎ去った日々というか。不安やら楽しみやら、色々な気持ちが渦巻く中で、まだ時間があるかと思いきやクランクイン(笑)。がんばります」と意気込みを語った。

 出演を決めたときは嬉しさと不安が「両方でした。『どんなものが作れるのかな』とワクワクする気持ちと、『できるのかな?』という気持ちと。原作は松本清張ですし。それを深く重く受け止めてやっていこうと思います」と述べた。

 30年ぶりに出演を決めた理由は「私事になりますが、オスカープロモーション所属歴、40年なんです。でもここ何年も幽霊会員状態でして、いつも事務所に古賀(誠一)会長、石川(薫)社長に会いに遊びに行くと、子育て相談所みたいな感じになっていた。このあたりで、大変恩がある古賀会長と石川社長と、もっと仕事で盛り上がる場を持てたらと思って、それで『仕事をしよう』と決めたわけです」と明かし、報道陣の笑いを誘った。

 会見には武井咲も出席した。

 同ドラマは、松本清張が1956年に発表した同名の短編小説が原作のエンターテインメントドラマ。後藤と武井がW主演を務める。音楽業界を席巻する覆面アーティストにして殺人犯の井野聖良(武井)と、聖良が犯行現場から立ち去るところを目撃した人権派弁護士・石岡弓子(後藤)が再び巡り会い、女同士のバトルを繰り広げる様を描く。

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