平間壮一&廣野凌大、ポルノ新藤晴一の楽曲は「僕らが愛をキャッチして、それを伝える」

a new musical『ヴァグラント』の会見が1日、都内で行われ主人公・左之助をダブルキャストで演じる俳優の平間壮一と廣野凌大が出席。本作のプロデュース、原案、作詞、作曲を務めたロックバンド・ポルノグラフィティの新藤晴一の楽曲を大絶賛した。

会見に出席した廣野凌大(左)と平間壮一【写真:ENCOUNT編集部】
会見に出席した廣野凌大(左)と平間壮一【写真:ENCOUNT編集部】

a new musical『ヴァグラント』でダブルキャスト

 a new musical『ヴァグラント』の会見が1日、都内で行われ主人公・左之助をダブルキャストで演じる俳優の平間壮一と廣野凌大が出席。本作のプロデュース、原案、作詞、作曲を務めたロックバンド・ポルノグラフィティの新藤晴一の楽曲を大絶賛した。

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 本作品は、ポルノグラフィティのギタリストである新藤が、初めて手掛けるオリジナルミュージカル作品。全20曲以上を新藤がすべて描き下ろし、100年前の日本をメタファーに、さまよう(=ヴァグラント)ものたちを描く。

 平間と廣野は、マレビトと呼ばれる芸能の民・左之助をダブルキャストで演じる。平間は「とにかく晴一さんの楽曲には愛情がある。僕らって夢から始まってこの仕事をしていますが、だんだんと“好き”が減ってきて、やらなければ……という気持ちになる瞬間があります。でも晴一さんは『舞台を作りたい』という夢を見続けている。だからこそ歌っていてもすてきな気持ちになる」と絶賛。

 廣野も「新藤さんが1曲1曲愛を注いでくれた曲。愛は思えば思うほど伝わる。僕らが新藤さんの曲の愛をキャッチして、それをお客さんに伝え、それをまた受け取ってもらう。新藤さんが作る楽曲、言葉の力をキャッチしてほしい」と、新藤が作り出す曲たちに心酔しているようだった。

 約3週間後から明治座からスタートする本ミュージカル。平間は「演じていても人の心に刺さる。平間壮一としても、いろいろなことを考えさせられる作品です」とアピールすると、廣野も「主演とは言っていますが、いろいろな共演者に支えられて成立する役柄」と周囲への感謝を述べ、「とにかく楽しいが大切。人間が生きていくことのパワーを伝えられたら。“後悔するならお金を返します”というぐらいで臨みます」と自信をのぞかせていた。

 会見には、平間、廣野のほか、小南満佑子、山口乃々華、平岡祐太、美弥るりか、板垣恭一(脚本・演出)、新藤晴一(プロデュース、原案、作詞、作曲)も出席した。

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