【電波生活】サンド『帰れマンデー見っけ隊!!』ロケの不思議な裏側 十数キロ歩いても「昨日より太ってる」

注目番組や人気番組の舞台裏を探る企画。今回はテレビ朝日系『帰れマンデー見っけ隊!!』(月曜午後7時)。お笑い芸人のタカアンドトシやサンドウィッチマンが出演し、中心となる企画は、ゲストと一緒に山や海辺の街、秘境を訪ね、その地域の電車や路線バスを利用してサイコロの目の数だけ駅やバス停を進んで飲食店を探す人気バラエティー。飲食店を探すために10キロ以上の距離を歩くことも珍しくない大変なロケ。現場の空気はどうなのか。鈴木忠親ゼネラルプロデューサーに舞台裏のタカアンドトシやサンドウィッチマンの様子やスタッフの奮闘ぶりを聞いた。

『帰れマンデー見っけ隊!!』に出演する左からタカアンドトシのタカ、トシ、サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけし【写真:(C)テレビ朝日】
『帰れマンデー見っけ隊!!』に出演する左からタカアンドトシのタカ、トシ、サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけし【写真:(C)テレビ朝日】

ゼネラルプロデューサーが明かす過酷ロケの衝撃的な舞台裏

 注目番組や人気番組の舞台裏を探る企画。今回はテレビ朝日系『帰れマンデー見っけ隊!!』(月曜午後7時)。お笑い芸人のタカアンドトシやサンドウィッチマンが出演し、中心となる企画は、ゲストと一緒に山や海辺の街、秘境を訪ね、その地域の電車や路線バスを利用してサイコロの目の数だけ駅やバス停を進んで飲食店を探す人気バラエティー。飲食店を探すために10キロ以上の距離を歩くことも珍しくない大変なロケ。現場の空気はどうなのか。鈴木忠親ゼネラルプロデューサーに舞台裏のタカアンドトシやサンドウィッチマンの様子やスタッフの奮闘ぶりを聞いた。(取材・文=中野由喜)

 訪ねる土地にもよるがバス停であれば15~30くらいはある。スタッフは全バス停や駅周辺の飲食店を事前にチェックしているのだろうか。

「事情があってテレビで紹介されたくないなど、立ち入ってはいけない場所もありますから道中を把握しておかないとなりません。スタッフのロケハン部隊はバスに乗らず、スタートからゴールまでの全行程を歩いてチェックしていると思います。バスの本数は都内のように多くないので各バス停で乗って降りて、とはいきませんので。ロケ先を1カ所に絞るには撮影の約1週間前までかかり、それまで何カ所かを同様に歩いてチェックしています。道幅のわりに交通量が多かったりとか、危険な地域は避けます。出演者の方に不安や危険を感じさせないことには注意しています」

 スタッフも機材を持って十数キロ歩くことになる。

「音声担当スタッフは女性が多く、ミキサーなど何キロもある重い機材を抱えて移動するため、途中で交代したりするようです。大変なのは出演者も同じです。息が切れても話をしないといけませんので。コロナ禍はマスク着用でしたのでつらかったと思います」

 ここで、これまで訪ねた地域で驚いたことがあったと紹介してくれた。

「ある地方に行った時、ロケの情報が一瞬で広まってしまい、ゴールを予想されたり、次はあの店じゃないかと地元の方が先回りして大勢集まって待っていたことがあります。我々は歩いているのに皆さん車で移動するので早いんです(笑)。地元の人が全員集まったのかと思うほど大にぎわい。番組の主旨をご理解いただき極力集まらないようにご協力いただきました」

 タカアンドトシやサンドウィッチマンの舞台裏の様子も気になる。

「タカトシさんは基本的には黙々と歩く、という感じです。『いきなり!黄金伝説。』に出演し、長時間、何かをやらされ、終わらないと帰れない過酷なロケを経験しているので、免疫が高いと思われます。実際は放送で見えていないくらい長距離を歩いています。人によっては怒ってしまうかもしれない距離(笑)。ストイックなのかあきらめているのか、すごいです」

 一方のサンドウィッチマンはどうか。

「サンドさんはへばりますね(笑)。出演してくださるゲストの皆さんも、どのぐらい歩くのかと不安を口にしますが、そんな時、サンドウィッチマンさんが歩きますからと言います。一番説得力があります」

 とはいえ、サンドウィッチマンも相当な距離を歩いている。だが体のスリム化を感じない。

「歩き終えた後、番組の最後に温泉に漬かるシーンがありますが、そこの体重計に乗り、2人ともよく『昨日より太っている』と言っています(笑)。訪ねた各飲食店で、無理しなくていいのにしっかり完食するんです。結果的に普段より食べているはず。なのに、体重計に乗りながら『太っているっておかしいだろ』とブツブツ言っています(笑)」

『帰れマンデー見っけ隊!!』の番組ロゴ【写真:(C)テレビ朝日】
『帰れマンデー見っけ隊!!』の番組ロゴ【写真:(C)テレビ朝日】

 タカアンドトシやサンドウィッチマンのロケの進め方の違いも紹介してくれた。4月に放送された特別番組で異例の2組一緒のロケを行ったが、そこではっきりしたことがあったという。

「タカトシさんは多少のことを苦にせず、道を戻ったり、確認しに行ったりを積極的にやります。それに比べてサンドさんは、ちょっとでも、一歩でも戻りたくないタイプ。文句を言っている間に移動できる距離なのにです。タカトシさんたちから『戻らないの?』と聞かれて『うちはそういうの、やってないですね』と言っていました(笑)」

 サンドウィッチマンは健康のために何かやっているのか。

「これだけだと言っていました。月2回のこのロケで運動は十分と言っています(笑)。ですが、ちょっとの坂でも嫌がります。『あれ、これ上ってない?』と坂に気付くのがすごく敏感です。ロケ先で街の人に『本当に歩いているんですね』と声をかけられると、伊達さんが『そうなんです。絶対に車に乗せてくれないんです。テレビの裏側みたいなことを俺はやってもいいと思うんですけどね』と答えていました(笑)」

 ここでスタッフが心掛けていることを聞いてみた。

「ゲストの方には来てよかったと思ってもらえるようにと、歩くこと以外はノンストレスにしたいと思っています。タカトシさんもサンドさんもそこはすごく気にかけてくれています。本来、親しみやすい方たちですし、ゲストの方に何気ない話をしたり、いろんな気遣いで楽しませてくれます。僕らは毎回、最終的には一緒に旅をしたチームを作りたいんです。ゲストの方が終わりごろに『ロケ終わるのが寂しくなってきた』と言ってもらうことがあって、それは正直うれしいです」

 ロケ終了後にも面白いエピソードがあった。帰りは比較的車で帰るというが、サンドウィッチマンの2人が必ず早めに寄る場所があるという。

「コンビニエンスストアです。車中で食べる物を買っています。寝る前におなかいっぱいにするのも大変なんだと言ってました(笑)」

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