妊娠中の土屋太鳳、主演舞台でふっくらお腹 夏木マリが演出調整「体をねじらないように」
第1子妊娠中の俳優・土屋太鳳が14日、東京・新国立劇場で上演される主演舞台『印象派 NEO vol.4 ピノキオの偉烈』のメディアプレビューに出席。報道陣の前で作品の一部を公開した。今年元日に、ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSの片寄涼太との結婚と第1子妊娠を発表し、今夏に出産を予定している土屋はふっくらとしたお腹のラインが分かる黒の衣装で登場した。
コロナ禍で延期となっていた舞台が6月からスタート
第1子妊娠中の俳優・土屋太鳳が14日、東京・新国立劇場で上演される主演舞台『印象派 NEO vol.4 ピノキオの偉烈』のメディアプレビューに出席。報道陣の前で作品の一部を公開した。今年元日に、ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSの片寄涼太との結婚と第1子妊娠を発表し、今夏に出産を予定している土屋はふっくらとしたお腹のラインが分かる黒の衣装で登場した。
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舞台は俳優の夏木マリがライフワークとして手掛けている『印象派NEO』の30周年を記念したもので、童話シリーズの第4弾。童話の残酷性と現代社会をコンセプトにした物語で土屋は、ピノキオ役を務める。ショートパンツに、裾にワイヤーが入った円錐形の衣装で登場した土屋は、ピアノをベースにした楽曲に合わせ、夏木と手を取り合って軽やかなステップを披露。脚を高く上げるなど、派手な動きは男女のダンサーに任せていたが、羽のように広げた両手や、肩の繊細な動きなどで心情を表現し、セリフがない物語の中でその存在感を放っていた。
土屋は3歳のときに日本舞踊とクラシック・バレエを始め、オーストラリア出身の歌手・シーアの日本版ミュージックビデオなどでそのパフォーマンスを公開。夏木はこのときのダンスを見て、土屋にプリンシバルとしての出演を依頼したという。舞台は2020年に上演を予定していたがコロナ禍で延期に。再度上演が決まった際に、土屋の妊娠を知った夏木は、「体をねじらないように」など演出プランを変更し、6月3・4日に開いた高崎公演で幕開けしていた。14日~18日の東京公演を経て、京都など4か所で上演される。
土屋は俳優活動15年、夏木は現在の名前でデビューしてから50年を迎える節目の年。プレビュー後に会見を行った夏木は「人生の後半にこの印象派を始め、自信を持つことができた」と本音を吐露した。土屋との共演がかない、「とてもすてきに体を動かして下さって。今は(母子の)2倍のエネルギーでやってくださっている」と感激しているよう。念願だった舞台が始まり「ママになる女性なので、余裕がある。私が依頼しただけのことはある」と絶賛していた。