青木真也、武尊のローキックで何度もダウン 本人満足「これくらいやられて当たり前」
格闘技イベント「Impact in Paris」(24日、フランス・パリ、ゼニスアリーナ、ABEMA PPV ONLINE LIVEで独占生中継)に出場する武尊と総合格闘家の青木真也の“ガチ”スパーリング映像が4日、ABEMA格闘チャンネルの公式YouTubeで公開された。
「無礼を働いたのは僕。全然正しい」と武尊の心意気を称賛
格闘技イベント「Impact in Paris」(24日、フランス・パリ、ゼニスアリーナ、ABEMA PPV ONLINE LIVEで独占生中継)に出場する武尊と総合格闘家の青木真也の“ガチ”スパーリング映像が4日、ABEMA格闘チャンネルの公式YouTubeで公開された。
米国・ロサンゼルスで修行している武尊を訪れるというABEMAの企画に登場した青木。「時差ボケ真っ盛りでございます」と言いながらも笑顔で企画を進めていく。
決戦を前に米国修行している武尊のいるジムに入るとスイッチが切り替わった。「ちょっと拝見させてもらいます」と頭を下げ、リングの近くで練習を見守った。青木は武尊のミット打ちを見て「やっぱり前蹴りがいいですよね。でも独特の動きがありますよね」と指摘。
注目したのは右ストレート。青木は「体全体からいくんですよね。攻撃が前進したなかでの攻撃なので、K-1というかキックボクシングのファイトしなきゃいけないルールに適した攻撃が多いですよね」と分析していた。
その後。撮影スタッフのむちゃぶりで2Rのスパーリングを行うことに。青木にとって悲劇とも言える展開になった。
武尊は常にプレッシャーをかけ、青木にロープを背負わせる。相手の前蹴りを気にすることなく、コンビネーション攻撃を放っていった。
上半身の攻撃に意識を向けさせ繰り出す武尊の右のインロー。2Rになって攻撃は激しさを増し、青木は「あーごめんなさい……」と右足をおさえ、ダウンを喫した。その後も武尊のローキックが青木を苦しめ、2度ダウン。防戦一方になってしまっていた。スパー後の青木の右足内ももは赤く腫れあがっていた。
スパー後、青木は「人が練習をしているところに『ちょっとやらせて』って無礼を働いたのは僕ですから、これくらいやられて当たり前ですよ。これくらいやらなくっちゃ。ジャンルを代表する人はこれくらいやらなくちゃ。全然正しいと思います」と満足そうにしていた。
一方の武尊は何度もダウンを奪ったことについて「(青木は)違う土俵でやらせてもらっているので、そこは礼儀」とコメントしていた。
この映像に視聴者は「青木は真のプロフェッショナル」「武尊くん強すぎてカッコよすぎました」「お互いに格闘家としてリスペクトしてるのが伝わる動画」「お互いにリスペクトを感じる」「青木さん、俺泣いちゃった」「青木選手の思考は本物の格闘家ですね」「やっぱスゴイ」「めちゃ強い」などのコメントを寄せていた。