GT-R発祥の地に日産の名車が150台 参加カー激増で圧巻、スポーツカー女性オーナーも
日産車の歴史や名車の魅力を伝え、愛好家の交流を図ろうと、東京・武蔵村山市のイオンモールむさし村山・特設会場で4日、「プリンスの丘 自動車ショウ 2023」(全日本ダットサン会主催)が行われた。
ネオクラシックカー勢も続々 規模拡大でヒストリックカーの魅力満載
日産車の歴史や名車の魅力を伝え、愛好家の交流を図ろうと、東京・武蔵村山市のイオンモールむさし村山・特設会場で4日、「プリンスの丘 自動車ショウ 2023」(全日本ダットサン会主催)が行われた。
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スカイラインGT-Rやローレル、フェアレディZ、ダットサンなど、貴重な154台が集結。日産車がほとんどを占めた。初めての開催となった昨年の88台を大きく上回り、大盛況。20代~30代の若い世代に加え、180SX(1992年式)、フェアレディZ バージョンS(98年式)に乗る女性オーナーの姿も見られた。
会場となったのは、スカイラインGT-R(PGC10)「発祥の地」として知られ、多くの名車が生み出された日産自動車村山工場跡地。ゆかりの地でヘリテージカーの魅力を発信する企画だけに、前回が好評を博し、今年の規模拡大と、参加カーの“激増”につながった。
ラインアップは、圧巻の一言。生誕50周年記念展示として、2代目サニー、初代バイオレット、キャラバン/ホーミー。生誕60周年記念展示として、2代目スカイライン、2代目ブルーバード。日本自動車殿堂2022 歴史遺産車として、ニッサンフェアレディZ(69年式)、DATSUN 240Z(70年式)。また、最新鋭の軽の電気自動車(EV)であるNISSAN SAKURAも注目を集めた。
若い世代の中で、はやりをみせているネオクラシックカーのコーナーが設けられた。「ネオ・クラシック プロジェクト901」と銘打ち、1989年~2000年製造の約20台が駆け付けた。34歳の男性オーナーは、98年式の日産ステージア25RSが愛車。小学4年のときに父親がファミリーカーとして買った家族の思い出の1台で、4年前に亡くなった「父の形見」でもある。小さい頃からクルマが好きで、趣味であり、自身にとっての生きがいだ。「一緒に育ってきたクルマなので、もう腐れ縁のような感覚です」と思いを語った。
また、日産スカイラインGT-Rシリーズなどの開発に携わったレジェンドの渡邉衡三氏のトークショーが行われ、熱心なファンが貴重トークを聞き入った。