稲村亜美、自転車のヘルメット着用に持論 道路整備された東京でも「危険だなと」
タレントの稲村亜美が31日、都内で行われた「自転車通勤推進企業」宣言プロジェクト「優良企業」認定合同表彰式に司会として出席した。報道陣の囲み取材に応じ、自転車利用者のヘルメット着用の努力義務について持論を語った。
「一人でも多くの方がヘルメットを着けていただけたら」と話す
タレントの稲村亜美が31日、都内で行われた「自転車通勤推進企業」宣言プロジェクト「優良企業」認定合同表彰式に司会として出席した。報道陣の囲み取材に応じ、自転車利用者のヘルメット着用の努力義務について持論を語った。
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自転車アンバサダーとして約5年間にわたって活躍する稲村。「事故に遭ったとき、自転車が一番死亡率が高いと聞きました。ヘルメットを着けているかどうかで、死亡率とか危険度とかも変わると思う。今現在は、法律ではなく努力義務。一人でも多くの方がヘルメットを着けていただけたらうれしいです」と話した。
続けて「都内でも自転車の道は整備されているんですけど、やっぱりちょっと……路駐と言いますか、そういう車も多いので、ちょっと膨らんで走ったりすると危険だなと思うところも、私自身もある。車の視点で見ても『(この)自転車、危ない走り方してるな』と思うことがたくさんあった。皆さんにはまず、ヘルメットを着用して自分の身を守ってほしいと感じます」と訴えた。
2023年4月1日より、改正道路交通法の施行に伴い、自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化された。4月5日には、フリーアナウンサーの滝川クリステルが自転車による転倒事故を起こし、インスタグラムで「突然ですが、昨日自転車で転倒し、目元の眉の脇をぱっくり切り10何針縫ってきました。こんな写真を載せるのは、別に見せたいわけでは全くないのですが、身をもって自転車の転倒には気をつけてほしいという想いと4月1日からのヘルメットの努力義務を伝えたくて」と発信し、話題になった。
同表彰式にて、国土交通省の自転車活用推進本部は、自転車の活用の推進に関して顕著な功績があると認められる個人・団体を讃える「自転車活用推進功績者表彰」の受賞者(個人1名、団体5団体)を決定・表彰。また、令和2年に創設された自転車通勤を推進する企業・団体に対する認定制度「自転車通勤推進企業」宣言プロジェクトの宣言企業より、特に優れた企業・団体を認定する「優良企業」(2社・1自治体)を決定・表彰した。