4400万円スーパーカーや貴重フェラーリがズラリ…日産従業員の愛車、日本初公開の最新車も

自動車の魅力を多方面から紹介する『AUTOMOBILE COUNCIL 2023』が14日、千葉・幕張メッセで開幕した。8回目の開催で、日本車メーカー、インポーター、新世代自動車9社、ヘリテージカー販売店は過去最高となる42社が参加。主催者テーマ展示はポルシェとフェラーリを取り上げており、16日までの3日間で、トークセッションや音楽ライブなど多彩なイベントで盛り上げる。

『AUTOMOBILE COUNCIL 2023』に日産従業員・丹呉いづみさんのフェアレディZが登場した【写真:ENCOUNT編集部】
『AUTOMOBILE COUNCIL 2023』に日産従業員・丹呉いづみさんのフェアレディZが登場した【写真:ENCOUNT編集部】

伊藤かずえのシーマの実車も展示『AUTOMOBILE COUNCIL 2023』

 自動車の魅力を多方面から紹介する『AUTOMOBILE COUNCIL 2023』が14日、千葉・幕張メッセで開幕した。8回目の開催で、日本車メーカー、インポーター、新世代自動車9社、ヘリテージカー販売店は過去最高となる42社が参加。主催者テーマ展示はポルシェとフェラーリを取り上げており、16日までの3日間で、トークセッションや音楽ライブなど多彩なイベントで盛り上げる。

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 初日の14日は、自動車メーカーの記者会見を実施。トップバッターを務めたマツダ株式会社は、MAZDA MX-30 e-SKYACTIV R-EV(欧州仕様車)を披露。日本初公開となった。発電用のロータリーエンジンを搭載しており、モーターで駆動。報道陣の注目を集めた。マツダの担当者は「ロータリーにはまだまだ可能性があります。作り続けることが大事」と強調した。

 ヘリテージカー販売店の株式会社セイコー自動車(広島市)のブースには、ひと際目立つ、真っ赤なユーノス ロードスターが。同社がフルレストアを施した91年式の貴重な1台で、来場者の視線を集めていた。マセラティのブースでは、スーパースポーツカーのMC20 チェロ(4438万円)が圧倒的なオーラ―を放った。

 フェラーリも負けていない。特徴的なデザインでシングルシーターのモンツァ SP1や、日本市場のためだけに10台のみ製作されたJ50などが並び、存在感を示した。

 日産自動車株式会社は、スペシャルゲストが登場。レストアが大きな話題を集めた俳優・伊藤かずえの90年式シーマの実車が展示。伊藤はトークショーにも出席した。日産従業員で入社6年目の丹呉いづみさんは、愛車の98年式フェアレディZ Version S(Z32型)をお披露目。19年に購入し、総走行距離は23万キロ超ながら、メンテナンスと日常使いを両立させているという。また、最新鋭の軽の電気自動車(EV)であるNISSAN SAKURAなどがブースに並んだ。

次のページへ (2/2) 【写真】圧巻オーラを放つ車体の数々
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