120→60キロの女芸人、ダイエットの理由に“笑い”の変化「外見イジりは良くないという風潮」

お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアがMCを務めるABEMAの報道情報番組『ABEMA的ニュースショー』(日曜正午)の5日放送回に、お笑い芸人のやぎゅう、お笑いコンビ・駆け抜けて軽トラの餅田コシヒカリが出演。ダイエットについてトークを展開した。

『ABEMA的ニュースショー』に出演したやぎゅう【写真:(C)AbemaTV,Inc.】
『ABEMA的ニュースショー』に出演したやぎゅう【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

FUJIWARA藤本「お客さんも体型イジリで笑わなくなった」

 お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアがMCを務めるABEMAの報道情報番組『ABEMA的ニュースショー』(日曜正午)の5日放送回に、お笑い芸人のやぎゅう、お笑いコンビ・駆け抜けて軽トラの餅田コシヒカリが出演。ダイエットについてトークを展開した。

 5日の放送では、体重120キロから60キロに減量したやぎゅうを取材。ダイエットに挑戦した理由や、成功した秘けつに迫った。

 小学生のときから80キロあったと話すやぎゅうは「新型コロナによる外出自粛生活の影響で120キロまで体重が増えた。健康診断でお医者さんが心配する数値になったので、ダイエットに挑戦した。マッチングアプリで8人から告白されるようになった」と声を弾ませた一方で、「芸人の中で『外見をイジるのは良くない』という風潮になりつつあり、ぽっちゃりネタで相方がツッコミを入れても『そういうのは良くない』と声が上がっていた」と芸風に悩んでいたことも、ダイエットの理由の1つだと明かした。

 また、数々のダイエット企画に挑戦している餅田にも話を聞くと、「企画中はつらかった思い出しかない。誰も助けてくれない孤独との戦いなので、毎日泣いていた」と告白。現在はリバウンド中だと語るも、「一生ダイエットする気はない。『この体でいい』と発信すると、共感してくれる人も多い」とすっきりした表情で語った。

 2人の異なる意見を聞いたジュニアは、「体型をイジることはホンマになくなったし、それが面白いわけでもなくなった。だから、『この芸風はもう武器にならない』という考え方もわかるし、『体型は自由でいい』というそれぞれの意見でいいと思います」と両者の意見を尊重。お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史も、お笑い界の変化について「お客さんも体型イジリで笑わなくなった。『なんでそんなこというの?』って空気になる」と同調した。

 また、藤本は「俺もやせたでしょ?」と共演者にアピール。ジュニアがピンと来ていない表情を浮かべると、「さびしいな~。見てくれてないんや……」と同期の冷たい反応にしょんぼり。ジュニアは「ダイエットしてたなんて絶対にウソやん! 番組への差し入れのお菓子をほぼほぼ食べてるやん」と厳しいツッコミを入れると、藤本は「16時間断食して、残りの8時間は何でも食べても良い“オートファジーダイエット”をした。確実にやせられるし、ストレスなしやねん!」と釈明していた。

次のページへ (2/2) 【写真】やぎゅうが公開した減量後の全身ショット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください