岡崎体育、『どうする家康』で大河初出演 戦国版“走れメロス”役に「磔で死ぬのか!」
シンガー・ソングライターの岡崎体育が10日、俳優の松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)に出演することが分かった。岡崎は大河ドラマ初出演となる。
走ると自然に歌を口ずさむ癖
シンガー・ソングライターの岡崎体育が10日、俳優の松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)に出演することが分かった。岡崎は大河ドラマ初出演となる。
岡崎が演じるのは鳥居強右衛門(とりい・すねえもん)。名もなきヒーロー、戦国版“走れメロス”“ろくでなし強右衛門”と呼ばれる、普段はやる気も勇気もない奥平家の地侍。武田軍に攻め込まれ、絶体絶命の長篠城を救うため、武田包囲網を突破して、岡崎城の家康のもとに助け求めるミッションを帯びる。走ると自然に歌を口ずさむ癖があるという役柄だ。
岡崎は鳥居の印象を「ぶっきらぼうで無愛想、汚い見た目だけどどこか憎めない愛されキャラかなと思います。大河ドラマは子供の頃から祖父と一緒に観ていたので、そんなシリーズに出演できて嬉しいです」とコメント。
大河ドラマ初出演にあたって、「『ふんどし一丁で磔で死ぬのか!』というのが率直な思いでした。一癖も二癖もある役なので、自分なりの強右衛門をどう表現しようかと悩みました。大河ドラマでは『元禄繚乱』が好きでした。祖父と吉良上野介と浅野内匠頭の名シーンを家の居間で真似して遊んでいました」と思い出とともに思いを明かした。
共演が楽しみなキャストについて、「共演シーンはないかもしれませんが、以前別のドラマで阿部寛さんの部下役をやっていたので、阿部さんと稽古場などでお会いすると健やかな日常会話を繰り広げさせていただいております。このドラマでは敵対する軍勢なので辛いですが、一矢報えるように頑張ります」と語り、撮影に向けて意気込んだ。