AKARI、昨年10月の計量ミスを振り返る「試合終わったらやめるってママに言ってた」
10月に行われた立ち技格闘技イベント「RISE162」で計量ミスがあったキックボクサーのAKARIが現在の心境をABEMA格闘家チャンネルで明かしている。
師匠の神村エリカ「自分の指導が間違ってたのか、甘かったのか。すごい悔しくて」
10月に行われた立ち技格闘技イベント「RISE162」で計量ミスがあったキックボクサーのAKARIが現在の心境をABEMA格闘家チャンネルで明かしている。
ミニフライ級(49キロ)で戦うAKARIは前日計量で1.1キロオーバー。当日計量でも50.75キロとクリアできなかった、当日は減点のハンデがありながらも勝利したが、試合後は異例のノーコンテストの申し出をする事態になっていた。
年が明けた2023年、AKARIはABEMAのカメラの前で「現実味がなかった。こんなことあっちゃダメじゃんみたいなのはずっとあった」と吐露。「試合当日もママに『試合終わったらやめる』ってずっと言ってた」と明かしている。
師匠の神村エリカも重い口を開いた。「自分が見られないときにそういうことになっちゃったので、ちょっと離れててもAKARIが自己管理できるような指導を今までしてこなかったからこういう失敗をしちゃう。今までの自分の指導が間違ってたのか、甘かったのか。自分もすごい悔しくて。AKARIとも話し合ってもう1回2人で頑張ろうという結果になりました」と話した。
AKARIも気持ちが前向きになりつつある。「(計量ミスは)引退するまで言われ続けること。それは本当に仕方ない。『どこから目線?』ってなっちゃうけど、本当にいつまでも気にしていたら前に進めない。今は『あの時こうしてれば良かった』ではなくて、これからこうしていこう、今までと一気に変えて自分の中で変わったところを見せるのがそれこそ筋を通すということだと思う」と決意を新たに。
自身の周囲について考えると我慢していたものがあふれだした。「みんなが温かくて、どんなときも味方で……。怒ってくれる人もいるし、また応援するねと言ってくれる人が本当に多いので、その人たちのためにも(所属する)TARGETというジムのためにも今年は最後笑います。試合で結果を残して恩返ししていくしかないので、前向いて、人生をかけて。あまり『人生かけて』って言葉は好きじゃなかったんですけどこれは本当に絶対」と涙していた。