お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダルが11日に放送されたTBS系『水曜日のダウンタウン』（午後10時）の企画「身代わり数珠つなぎカラオケ」に出演し話題となったが、その舞台裏を14日に更新されたコンビYouTubeチャンネルで語っている。

　吉本興業の本社で“捕獲”され、千葉県の山奥に連れて行かれたナダル。2018年にも同様の企画で捕獲されたナダルだったが、当時はあまりにも強引だったため、本当の連れ去りだと勘違いされ、警察沙汰にもなっており、「ありとあらゆる人が計118人通報した」と当時を振り返った。その一件以降は番組スタッフも対応を改善したようで「ゆっくり連れ去られる」ことが増えたとのこと。しかし、今回は私有地での捕獲だったこともあり、「久々にこんなに無理やり連れ去られた」と苦笑いだった。

　連行される車中でナダルは、収録翌日には娘の七五三を控えているため、「監禁系だったら嫌やな」と思っていたところ案の定の“監禁系”だったと胸中を明かした。

　今回の企画はカラオケでより高い点数を出してもらうというもの。さらに山奥ということもあり、誰も来ることのない時間が続いた。翌日には家族を乗せて、車を運転し、静岡県に向かわなければならないナダルは「どうすんねん」と絶望していた。

　ようやく来てくれることとなった芸人がライスの関町知弘。俳優の米倉涼子とカラオケをしているとうそをつき、呼び出したことから“米倉詐欺”というパワーワードも生まれたが、これについてナダルは「有名人あんま知らんから、あせってるからそれしか出てこんかった」と弁明した。

　しかし、期待の関町はカラオケでナダルの点数を超えることはできず……。その後に白羽の矢が立ったのが水玉れっぷう隊のケンだった。ケンに米倉がいることを伝えたら猛烈に食いついたとのこと。カラオケに到着したケンの姿についてナダルは「死ぬほどおしゃれしてきたケンさん」と形容した。

　ケンは無事にカラオケでナダルを上回る点数を残し、ナダルは無事に脱出。「その後の展開は俺もまったく知らない」とオンエアに期待を寄せていた。