谷口将隆、2度目の防衛に失敗 2Rにストレートを被弾…立ち上がれずキャリア初のKO負け
同級王者の谷口将隆(ワタナベ)が同級2位の挑戦者メルビン・ジェルサレム(フィリピン)に2R・KO負け。2度目の防衛に失敗した。谷口の戦績は16勝4敗。
メインイベント
ボクシング興行「3150FIGHT vol.4」(2023年1月6日・エディオンアリーナ大阪第一競技場=ABEMAで全試合無料生中継)メインイベント、WBO世界ミニマム級(47.6キロ以下)タイトルマッチ
同級王者の谷口将隆(ワタナベ)が同級2位の挑戦者メルビン・ジェルサレム(フィリピン)に2R・KO負け。2度目の防衛に失敗した。谷口の戦績は16勝4敗。
谷口が8連勝中の挑戦者を相手にベルトを守れなかった。1Rから両者アグレッシブに手を出し合う展開となった。2R・ジェルサレムの右ストレートを被弾しダウン。谷口は立ち上がろうとするも、足元がふらつき、ファイティングポーズをとれなかった。キャリアで初のKO負けとなった。
28歳の谷口は2016年にプロデビュー。20年12月に日本ミニマム級王座決定戦で勝利し、日本王座を獲得した。1度防衛後、王座を返上。21年12月にウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)を11回TKOで撃破し、2度目の世界挑戦で王座奪取に成功した。今回が2度目の防衛戦だった。
亀田興毅氏がファウンダーを務める「3150FIGHT vol.4」。4度目の開催で初めて世界戦を手掛ける形となった。セミファイナルでは重岡銀次朗がIBF世界タイトルマッチに挑むも、3Rに偶然のバッティングで王者が負傷し試合終了。無判定試合となっていた。
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【写真】谷口将隆、立ち上がるも足元がふらつくKO負けシーン