【どうする家康】家康の父・松平広忠役は飯田基祐 脚本読み「時代にそぐわない家康が面白い」
NHKは20日、来年の大河ドラマ「どうする家康」(1月8日スタート、日曜午後8時)の公式ツイッターで新たな出演者を発表し、俳優・飯田基祐が松平広忠を演じるとした。家康(松本潤)の父で、岡崎城主。勇猛果敢な武将だが、三河へ侵攻する織田氏からの攻勢に苦しむ。信長(岡田准一)に嫡男・竹千代(後の家康)を人質として奪われ、降伏して三河を明け渡すか、わが子を見殺しにするか、苦渋の決断を迫られる。
新たな出演者を公式ツイッターで発表
NHKは20日、来年の大河ドラマ「どうする家康」(1月8日スタート、日曜午後8時)の公式ツイッターで新たな出演者を発表し、俳優・飯田基祐が松平広忠を演じるとした。家康(松本潤)の父で、岡崎城主。勇猛果敢な武将だが、三河へ侵攻する織田氏からの攻勢に苦しむ。信長(岡田准一)に嫡男・竹千代(後の家康)を人質として奪われ、降伏して三河を明け渡すか、わが子を見殺しにするか、苦渋の決断を迫られる。
飯田は6回目の大河ドラマ出演。「どうする家康」で演じる松平広忠の印象について言及した。
「若干10歳で当主となった広忠は、大叔父に岡崎城を奪われ三河から追放されましたが、領民と今川家の協力を得て、なんとか当主に返り咲きました。そんな過去もあってか、正義感が強く、恩義に報いるため、人質に取られた息子の竹千代の命を諦めて、織田と戦う道を選ぶ。……と、言ってしまえば簡単ですが、裏切りが横行するこの戦国時代において、最も信頼できる存在であり、心の拠り所であった息子、竹千代の命を犠牲にする決断を下すのは、相当な苦しみだったのではないでしょうか。領民を守るため、当主としての責任を果たすため、かなり孤独だったと思います。竹千代が誕生し、家臣たちに披露する場面は、みんな本当に幸せそうで、もし今が戦国時代でなかったら、隣国が織田でなかったら、と想像してしまいました。愛する家族、家臣や領民たちと共に、のどかな環境の中、幸せに暮らせたのに……」
「どうする家康」の脚本を読んだ感想も紹介した。
「戦国時代というと、血気盛んで死をも恐れない猛者が描かれることが多い中、心優しく、全く時代にそぐわない家康が描かれているのが面白い! 死ぬのが怖くて必死にもがいている姿を見ていると、妙に親近感が湧き、応援したくなります」