NetflixTOP10日本TV部門 「SPY x FAMILY」が3週連続1位 日本アニメ健闘

Netflixは16日(米国時間15日)、週間グローバルTOP10(7~13日集計)を発表した。日本のTV部門ではアニメ「SPY x FAMILY(スパイファミリー)」が3週連続1位となった。2位は韓国歴史ドラマ「シュルプ」が先週4位から上昇し日本アニメ「チェンソーマン」は引き続き3位だった。

Netflix日本TV部門の最新TOP10【写真:(C)Netflix】
Netflix日本TV部門の最新TOP10【写真:(C)Netflix】

韓国ドラマ「絶対彼氏。」が初登場4位 原作は日本の漫画

 Netflixは16日(米国時間15日)、週間グローバルTOP10(7~13日集計)を発表した。日本のTV部門ではアニメ「SPY x FAMILY(スパイファミリー)」が3週連続1位となった。2位は韓国歴史ドラマ「シュルプ」が先週4位から上昇し日本アニメ「チェンソーマン」は引き続き3位だった。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 今週初登場4位となった韓国ドラマ「絶対彼氏。〈完全版〉」は2003年から翌年にかけて「少女コミック」(小学館)で連載されたラブSF漫画が原作。08年に同漫画を原作とするフジテレビ系「絶対彼氏~完全無欠の恋人ロボット~」が放送され速水もこみち、水嶋ヒロ、相武紗季らが出演。12年には台湾でリメークされた。韓国でも19年にSBSでテレビドラマ化され、ドラマ「王になった男」「ホテルデルーナ」のヨ・ジングが主演を務めた。特殊メークアップアーティストのオム・ダダ(ミナ)といちずな愛を注ぐ恋人型ロボット「ゼロナイン」(ヨ・ジング)が繰り広げる不思議な共同生活を描いたロマンス。

 7位の「Manifest(マニフェスト): Season 1」は米NBCで18年9月から放送されたテレビミステリードラマ。13年にジャマイカからニューヨークへと191人を乗せて飛び立ったモンテゴ航空828便が乱気流に巻き込まれるが、何とか無事に着陸。しかし、到着後に乗員と乗客たちが見たのは5年半後の世界だった。乗客乗員は予測不能な事態や怪奇現象に立ち向かい、人間関係がからみあうヒューマンドラマも展開される。最終シリーズとなる「Manifest: Season 4」も初登場10位にランクインしている。

 初登場8位から先週2位に急浮上した日本アニメ「ロマンティック・キラー」は9位に後退。同作は漫画家・百世渡の異色ラブコメディーが原作。恋愛にまったく興味がないヒロインに恋人を作ろうとする魔法使いの画策によって翻弄(ほんろう)される男女の姿をユーモラスに描いている。

 一方、先週の4位から2位に浮上した「シュルプ」はグローバルTV非英語部門でも3位となっており世界的な人気を得ている。問題続きの息子たちや王座を狙うライバルの策略などに悩まされながらも未来の王を育て上げるために奮闘する王妃イム・ファリョン(キム・ヘス)の懸命な姿を描いている。「シュルプ」は「傘」を意味する昔の言葉。制作は「愛の不時着」「海街チャチャチャ」などで知られるスタジオドラゴンとHOWピクチャーズ。

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