【純愛ディソナンス】けじめをつけたい冴の背中を押す慎太郎 健気な姿に視聴者共感
フジテレビ系木10ドラマ「純愛ディソナンス」(毎週木曜、午後10時~)の第6話が18日に放送された。主演を務める「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が演じる教師と吉川愛が演じる女子生徒との禁断の関係が、“純愛”を軸にしながらもやがて不協和音(ディソナンス)となっていく展開を描く。
「純愛ディソナンス」第6話が18日に放送
フジテレビ系木10ドラマ「純愛ディソナンス」(毎週木曜、午後10時~)の第6話が18日に放送された。主演を務める「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が演じる教師と吉川愛が演じる女子生徒との禁断の関係が、“純愛”を軸にしながらもやがて不協和音(ディソナンス)となっていく展開を描く。
同作は原作のない完全オリジナル。青春と恋とサスペンスを描く第1部。そして恋と仕事における女同士・男同士のバトル、さまざまな思いが交錯する大人の人間模様を描く5年後の第2部で構成される。随所に事件性、エキセントリックな展開がちりばめられた、純愛&ドロドロ展開の新時代エンターテインメントになっている。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
5年前、正樹(中島裕翔)と冴(吉川愛)の盗撮写真をネットに拡散したことを認めた愛菜美(比嘉愛未)。愛菜美がこれまで優しくしてくれたのは自分をコントロールするためだったと知り、怒りをあらわにした冴は、愛菜美の本性を正樹に知らせようとするが、愛菜美の妨害に遭い、タイミングを逸する。
一方、正樹は、路加(佐藤隆太)とのコラボ企画「セカプリゾート」の記者発表の準備を進めていた。路加は、ユーザーが記者発表と同時にサービスを利用できるよう、リゾート施設のリノベーションの完成を早めてほしいと正樹に依頼する。正樹は、プロジェクトを成功させるためにも路加のオーダーに応えようと動き出す。
正樹と会う約束を取り付けた冴は愛菜美のことを打ち明ける。しかし、正樹からは「知ってる」「さっき聞いた」と返事が返ってくる。正樹は愛菜美が一連の出来事を反省して謝罪し、今は冴の力になりたいと話していることを受け入れていた。冴は愛菜美について「先生のことを陥れようとしている」と忠告するが、正樹は「これ以上妻を悪く言わないでくれ」と愛菜美の肩を持ち、「会うのはもうやめよう」と冴に別れを告げる。
冴は愛菜美のアシスタントになる話を断るが、なかなか筆が進まずにいた。パズルをしながらアイデアを練っている冴に慎太郎(高橋優斗)は「うまく積めないときはだいたい下がずれている」「土台からしっかりすれば揺らがない」とアドバイス。慎太郎の言葉に励まされた冴は、再び小説に向き合うようになる。
そのころ、愛菜美もスランプで小説が書けなくなっていた。路加は愛菜美に「仕事以外に気を取られているからだ」と正樹と冴の関係が気になっているのではないかと指摘する。「和泉さんはそこにいるだけで正樹を手に入れることができる」「自分がかわいそうだ」と話す愛菜美に、路加は「俺たちみたいな人間はだれかの特別にはなれないんだよ」と意味深な言葉を投げかける。
無事に小説を書き終えた冴は、慎太郎に感謝する。「この小説は私の過去へのけじめ」と話す冴に、莉子(畑芽育)と晴翔(藤原大祐)は、けじめをつけるためにも正樹に呼んでもらうべきだと言い出す。慎太郎からも「中途半端が一番つらい」「とことんやれよ」と背中を押された冴は、正樹に連絡を取り、再び会う約束を取り付ける。
正樹が力を入れてきた路加とのコラボ企画の記者会見当日を迎えるが、正樹は路加が会場に姿を見せないことを不審に思う。そんな正樹をよそに、路加は別の不動産会社と組むことを発表。正樹と「モノリスエステート」を陥れたのだ。正樹は路加の会社に出向くが、そこで路加の部下から「好条件な方を選んだ」とバッサリ切り捨てられてしまう。さらに「てっきり社長から聞いていると思った」「奥さまはすべて知っている」と衝撃の事実を告げられる。
失意の中、正樹は路加と愛菜美が2人で親しげに食事をしている場面を目撃してしまう。路加に「旦那がひどい目に遭うのがわかっていたのに止めようとしないんだね」と言われた愛菜美は、「だって彼はすべてを失うと私のところに戻ってくるから」と不気味な笑みを浮かべる。5年前、正樹を救ったことで「求められた」と感じた愛菜美は、「今回も私が助けてあげればいいだけ」と再び正樹に求められるために策を打ったと言うのだ。
冴は愛菜美が正樹に成りすまして送ったメールの通りに、指定された公園で正樹を待ち続けていた。迎えに来た慎太郎に、冴は「振られもしなかった。ただ無視されただけ」「これですっきりした」と話し、「納得するものを書き上げることができたからけじめがついた」と明るく振る舞う。慎太郎は冴の手を取り、2人は手をつないで帰路に就く。
路加に陥れられ、義父で社長の賢治(光石研)や義兄・北都(和田正人)に激しく叱責された正樹。冴からの着信に気づいて折り返すが、慎太郎と一緒にいた冴は、着信を確認したうえで電話に出ないことを選択する。冴とも連絡がつかなくなった正樹は、一筋の涙を流す。
第6話では、愛菜美、路加に裏切られ、どん底に突き落とされてしまった正樹。そのころ冴は、自分に理解を示してくれる同級生・慎太郎といい雰囲気に……と明暗が分かれてしまった2人のラスト。健気に冴を支え続ける慎太郎の姿に、「もう慎太郎にしときなよ」「慎太郎と結ばれてほしいと思う」「慎太郎ずっと良い子のままでいてほしい…」「慎太郎くん派になりそう」と慎太郎に心を奪われてしまう視聴者が続出。
一方で、冴の母・静(富田靖子)のもとに気になるメールが送られてきていることも判明。それは、冴を隠し撮りした写真とともに、その居場所を知らせる“ストーカー”まがいのメールだった。送り主は不明だが、静はこのメールをもとに冴を追いかけているという。メールの送り主も含め、ますます謎が深まりそうだ。
※高橋優斗の「高」の正式表記ははしごだか