岸谷五朗、18年ぶり「クラウディア」上演に感慨 山本寛斎さんと本田美奈子さんに「恥じないものを」

俳優の岸谷五朗が4日、東京・池袋の東京建物 Brillia HALLで行われた音楽劇「Daiwa House Special『クラウディア』Produced by 地球ゴージャス」のプレスコールおよび取材会に、出演の大野拓朗、甲斐翔真、廣瀬友祐、小栗基裕、田村芽実、門山葉子、美弥るりか、上山竜治、中河内雅貴、平間壮一、新原泰佑、湖月わたるとともに出席した。

取材会に出席した岸谷五朗【写真:ENCOUNT編集部】
取材会に出席した岸谷五朗【写真:ENCOUNT編集部】

音楽劇「クラウディア」プレスコールおよび取材会に出席

 俳優の岸谷五朗が4日、東京・池袋の東京建物 Brillia HALLで行われた音楽劇「Daiwa House Special『クラウディア』Produced by 地球ゴージャス」のプレスコールおよび取材会に、出演の大野拓朗、甲斐翔真、廣瀬友祐、小栗基裕、田村芽実、門山葉子、美弥るりか、上山竜治、中河内雅貴、平間壮一、新原泰佑、湖月わたるとともに出席した。

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 本作は、演劇ユニット「地球ゴージャス」によって2004年に初演され、2005年の地球ゴージャス10周年記念の際にはアンコール上演された岸谷の「反戦三部作」の第1作目で、桑田佳祐が書き下ろした「FRIENDS」ほか、サザンオールスターズの数々の楽曲でつづるジュークボックスミュージカル。今回、18年ぶりの復活となり、“愛を禁じられた世界で芽生えた、2つの恋の物語”を現代版として昇華することで、これまでの公演とは一味違う新たな息吹をもたらす。

 本作の脚本・演出・振付を務める岸谷は「つくづく役者ってすごいなって思っています。今このメンバーを見て、初めて会ったときとは(違って)役を背負って、その役とひと月以上向き合って、役を背負う役者ってこんなにかっこよくて、人間としても2倍も3倍も輝くんだと日々感じて、初日を迎えた今、感動しています」としみじみと語り、「演劇は総合演出と言われていますが、この『クラウディア』は美術、照明、映像、そして素晴らしい劇場、すべての総合芸術だなと特に感じさせてくれる作品です。本当に素晴らしいキャストが集まってくれて、ものすごいエネルギーで『クラウディア』という作品が生まれ変わりました。2022年、今こそ発表しなければならない(反戦)作品だと思います。よろしくお願いします」と言葉に力を込めた。

 加えて、岸谷は「この『クラウディア』という作品は、山本寛斎さんと初めて仕事をしたもので、そして本田美奈子さんが最後に演じた作品でもあります。いつも新しいものをやるときに空を見上げ、“2人に恥じないものを作らなきゃ”といつも自分に喝を入れます。素晴らしいキャストのおかげでいい作品になっています。ぜひよろしくお願いいたします」とアピールした。

 本作は7月4日より東京建物 Brillia HALLで、7月29日より大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。

次のページへ (2/2) 【写真】「クラウディア」の出演者集合ショット
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