【THE MATCH】敗れたK-1王者・金子晃大、RISE王者・鈴木真彦を称賛「蹴りが上手かった」

RISEバンタム級王者・鈴木真彦(山口道場)が第3代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者・金子晃大(三軒茶屋シルバーウルフ)に2-0(30-28、30-29、29-29)の判定勝ちを収めた。

試合後の会見に臨んだ金子晃大【写真:ENCOUNT編集部】
試合後の会見に臨んだ金子晃大【写真:ENCOUNT編集部】

「Yogibo presents THE MATCH 2022」第1試合

格闘技イベント「Yogibo presents THE MATCH 2022」(2022年6月19日、東京ドーム)第1試合 55キロ、3分×3R延長1R(ABEMAで全試合独占生中継)

 RISEバンタム級王者・鈴木真彦(山口道場)が第3代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者・金子晃大(三軒茶屋シルバーウルフ)に2-0(30-28、30-29、29-29)の判定勝ちを収めた。

 王者同士の激闘。金子はコツコツとジャブを当てるも、鈴木の手数に負け、顔から大量出血していた。

 激闘を終えた両者が試合後、インタビューに応じた。

 鼻をすすりながら現れた金子は「負けたってことで悔しいのと申し訳ないな」とまずはひとこと。試合内容については「来るって分かってたパターンで来て、完全に自分の力不足だな」と振り返った。

 具体的には「出したい攻撃を出せなかったというのと単純に力不足。パンチ自体はコンパクトで良かったと思う。でも、そこを決めきれなかった。いい攻撃を効かせきれなかった」とうなだれた。

 初体験のRISEファイターについては「蹴りが上手かった」と評価する。

 一方、勝利した鈴木は不満気な様子。「全然納得いっていない試合というか悔いが残る試合。唯一の現役王者対決だったのではっきりした結果を見せたかったですね」と振り返る。

 また東京ドームでの試合についても心境を明かした。「会場の広さとか、お客さんの数とかをみて、正直飲まれた部分はあった。1試合目ってプロのキャリアではなくて、結構バタバタしてしまった。そういう意識の問題もあるのかな」と打ち明けた。

 K-1ファイターについては「トップレベルの選手はどのルールでも強いというのを肌で感じましたね」とうなずいた。

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