俳優の野村周平が22日、都内で行われた主演映画「ALIVEHOON アライブフーン」完成報告イベントに出席した。

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　本作は、eスポーツで日本一を獲得したゲーマー・大羽紘一が、タイヤを滑らせながら走るリアルのドリフトレースで頂点を目指す姿を描く、オリジナルストーリー。監修には、1995年にル・マン24時間レースのGT2クラスで優勝し、“ドリフトキング”と讃えられる元レーシングドライバーの土屋圭市氏が参加し、全編CGなしの撮影に挑戦している。

　プロのドライバーがドリフトする車に乗り、助手席で演技するという演出が採用されたが、野村は「ぜいたくなことをした。助手席にもう1つハンドルがあって運転者と同じ格好で撮影した。本気で走っている車内で芝居も本気になる。プロドライバーの隣でのお芝居はやりやすかった。本物のGもニオイも味わいながらやれたので、ぜいたく」と振り返った。

「車好き」という野村は「この映画はすごく楽しかった。にっこにこで現場に行っていた」と笑顔で回想。自宅にはレースゲームがあり、役作りを兼ねてプレイしていたが「ゲームをしているといつのまにか本物の車に乗り込んで首都高を走っていた。ゲームがリアルすぎるので、走りたくなるんですよ」と興奮気味に説明。テンション高い野村に圧倒されたのか、陣内孝則からは「なにか悪い薬やってない……？」とツッコまれていた。

　イベントにはそのほか、吉川愛、青柳翔、福山翔大、土屋氏、eスポーツ監修の山中智瑛氏、メガホンをとった下山天監督も参加した。