平手友梨奈「六本木クラス」出演 梨泰院でのチョ・イソ役は原作者推薦「ピッタリです」
歌手で女優の平手友梨奈が10日、テレビ朝日系で7月にスタートする竹内涼真が主演を務めるドラマ「六本木クラス」(毎週木曜、午後9時)に出演することが分かった。
クールで自己中な性格も、IQ162の天才的頭脳を持つ人気インフルエンサー
歌手で女優の平手友梨奈が10日、テレビ朝日系で7月にスタートする竹内涼真が主演を務めるドラマ「六本木クラス」(毎週木曜、午後9時)に出演することが分かった。
同ドラマは、日本でも大ブームを巻き起こした韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日韓共同プロジェクトでリメークした作品。東京・六本木を舞台にジャパン・オリジナルの「六本木クラス」としてスタートする。
平手は、ダブルヒロインの1人として、宮部新(竹内)に恋心を抱きながら、新が営む居酒屋「二代目 みやべ」を大きく成長させていくマネジャー・麻宮葵を演じる。葵は、クールで自己中心的な性格でありながら、IQ162の天才的頭脳を持つ人気インフルエンサーという個性際立つ難役だ。「梨泰院クラス」では、女優のキム・ダミ演じるチョ・イソという役どころとあって、主人公のパク・セロイを巡る対照的なダブルヒロインとの三角関係は「あなたはスア派? イソ派?」という論争を巻き起こすほど話題となった。
平手のキャスティングにあたっては、原作者のチョ・グァンジンがリモート会議で番組プロデューサーに「映画『響-HIBIKI-』(2018年)を見たんですが、主演の平手友梨奈さんが素晴らしかった。彼女は原作の葵にピッタリです」と推薦。偶然にも、平手友梨奈とすでに出演交渉中だった番組プロデューサーは非常に驚いたという。平手は、「まさか原作者さんから直々にお言葉をいただけるとは思ってもいなかったので、正直驚きました。とてもありがたかったです」と驚きつつも喜びを語った。
難役への挑戦に平手は、「見る人によってそれぞれの捉え方があるキャラクターだなとは思いますが、自分的にストーリーを通して最初に感じたのは可愛らしいどこか憎めない女の子だなという印象です。社長(=新)のためを想ってひたむきに頑張る姿や、想いが届かなくても伝えようとする姿が、カッコイイし、強いし、応援したくなるし、どこか可愛らしいなと思います」と役の印象を語った。
続けて、「撮影はこれからですが、実際に現場に入ってそこで生まれるものを大切にして演じていきたいなと思います。リメーク作品なので、もとの作品を見ていらっしゃる方も、初めて見る方もいらっしゃると思いますが、皆さんに『次はどうなるんだろう?』というワクワク感を持っていただけるような作品が届けられたらいいなと思っています」と意気込みを語った。
チームに平手が加わったことに竹内は、「平手さんがかつて欅坂46のグループで活動していたときに、『NHK紅白歌合戦』で彼女がセンターで思いっきりパフォーマンスされている姿を僕は見ていたんですが、それが今でも頭から離れなくて! あまりの素晴らしさに思わず拍手してしまいました。『すごい子だな』って思いました」と平手に魅了されていたことを明かした。実際に会ったときの印象は「とてもシャイ」だと振り返り、「『僕から話しかけてみよう!』って思いますし、平手さんとこれからいろいろ話をするのが楽しみです」とコメント。
さらに、「撮影が始まると役を通して関係を築いていくのですが、それは例えば学校で新学期が始まって時間をかけて打ち解けていくのを短期間にぎゅっとした感じで、お芝居をすると何時間分もの濃密な時間を過ごした関係になるんです。そこが僕らの仕事の面白いところで。だから絶対にいい仲間になれると思っています!」と力強く語った。
また、これまでに新の初恋の人で敵対する長屋ホールディングスに勤める楠木優香役に新木優子が決定したことが発表されている。