早見優、娘が編集してくれたYouTube奮闘記 水着写真集挑戦は「もしオファーがきたら」
デビューから40年目を迎えた歌手の早見優を今一番夢中にさせているのは昨年11月に始めた自身のYouTubeチャンネルだ。好奇心旺盛な性格とチャレンジ精神の塊は今も健在。古くからの友人であるアン・ルイスから直接料理動画の助言をもらうなど、そのこだわりは真剣そのもの。登録者数はこれからだが、早見優を早見優がプロデュースする面白さに目覚めたという。そんな“YouTube奮闘記”を笑顔いっぱいに話してくれた。
すべて手作りのYouTubeチャンネルで日々奮闘中
デビューから40年目を迎えた歌手の早見優を今一番夢中にさせているのは昨年11月に始めた自身のYouTubeチャンネルだ。好奇心旺盛な性格とチャレンジ精神の塊は今も健在。古くからの友人であるアン・ルイスから直接料理動画の助言をもらうなど、そのこだわりは真剣そのもの。登録者数はこれからだが、早見優を早見優がプロデュースする面白さに目覚めたという。そんな“YouTube奮闘記”を笑顔いっぱいに話してくれた。(取材・構成=福嶋剛)
一昨年、2020年の春はコロナ禍で歌もダンスのインストラクターのお仕事も全部予定が飛んでしまい、いろんなことがあって家で落ち込んでいました。「本当に世の中どうなっちゃうんだろう?」そんなことを娘たちと話していたら長女が、「今の生活をカメラで撮ってYouTubeで紹介したらどう? みんなやってるよ」って言ってくれたんです。「でもどうやって始めたらいいの?」って聞いたら「じゃあ私が編集してあげるから」って。
ちょうどその頃、(松本)伊代ちゃんと連絡を取り合っていました。本当は2人のコンサートを開く予定でしたが、コロナ禍で流れてしまい、「毎日台所に立ってばかりで嫌になっちゃうよね」ってお互いに話していたんです。「2人で料理ができたら楽しいのにね」って言っていたら、娘が「Zoomというアプリをつなげばお互いに離れていても一緒に画面を見ながら料理が作れるよ」って教えてくれて。それで伊代ちゃんと一緒にYouTube「いよいよゆうゆうチャンネル」を始めてみたんです。やってみたらすごく楽しくって落ち込んでいた気持ちがスーッと晴れました。
そして今度は私のチャンネルを作ろうと思って21年の11月に「早見優チャンネル」を開設しました。「いよいよゆうゆうチャンネル」は、娘が手伝ってくれましたが、今度は、私1人で全部作っています。たまにお友達に手伝ってもらうこともあるんですが、撮影から編集、サムネイル画像まで全部早見優手作りです(笑)。これまでいろんなことを経験してきましたが、やっぱり新しいことにチャレンジしている瞬間が一番楽しいですね。“ときめく瞬間”てこういう瞬間なんだなって思いながら楽しんでいます。
今は自分で撮影した映像をAdobeの「Premiere Pro」という編集ソフトを立ち上げて動画をつないだり、テロップを入れたり、効果音も自分で付けたりしているんですよ。分からないことがあったらチュートリアルというところを開いて操作方法を1つ1つ覚えていって、気が付いたら5時間ぐらいずっと画面にかじりついていたりします(笑)。
サムネイル画像は、最初は周りの背景もキレイに見せようと思って自分の顔を小さくしたら娘から「顔はもっと大きく表示してスマホで見てもママだと分かってもらえるようにしようね」とか、最初に作った動画の再生時間が45分間だったので、「電車の中で見てもらえる時間は、だいたい7、8分くらいだよ」って教えてもらって。料理の動画も調理シーンばかりじゃなくて、私の顔も映してほしいというみなさんのリクエストにちゃんとお応えしますよ(笑)。