「ファンタビ」最新作が興収10億円突破 「呪術廻戦 0」は「アナ雪2」超え、歴代18位に

9日、10日の動員ランキングは、「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」(ワーナー)が、土日2日間で動員50万4000人、興収7億8600万円をあげ、ほかの追随を許さない圧倒的な強さで初登場1位を飾った。初日から4日間の累計では動員68万人、興収10億円を超える大ヒットスタートとなっている。

エディ・レッドメイン【写真:AP】
エディ・レッドメイン【写真:AP】

新作の「チェリまほ」は6位、「とんび」は7位にランクイン

 9日、10日の動員ランキングは、「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」(ワーナー)が、土日2日間で動員50万4000人、興収7億8600万円をあげ、ほかの追随を許さない圧倒的な強さで初登場1位を飾った。初日から4日間の累計では動員68万人、興収10億円を超える大ヒットスタートとなっている。

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 いわずと知れたメガヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズの前日譚を描くシリーズ第3弾。魔法動物学者ニュート・スキャマンダーをエディ・レッドメイン、若き日のダンブルドアをジュード・ロウが演じるほか、ダン・フォグラー、カラム・ターナー、ジェシカ・ウィリアムズらが出演。引き続き原作者J・K・ローリング自らが脚本を手がけ、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」以降の全シリーズ作品を手がけるデビッド・イェーツが監督を務めている。

 公開から3週連続で首位を守ってきた「SING/シング:ネクストステージ」(東宝東和)は、土日2日間で動員10万9000人、興収1億4600万円をあげるもワンランクダウンの2位に。しかしながら累計では早くも動員204万人、興収25億円を突破している。

「ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」(東宝)は3位をキープ。累計では動員200万人、興収23億円を突破した。

 新作では「チェリまほ THE MOVIE -30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい-」(アスミック・エース)が6位にランクイン。200万部突破の豊田悠による人気コミックを赤楚衛二主演でドラマ化。200以上の国や地域で視聴され、ドラマ界の数々の賞を総なめにするなど人気を博したテレビドラマの劇場版。共演は町田啓太、浅香航大、ゆうたろう他。監督は「チア男子!!」の風間太樹が務めている。

 7位にも新作「とんび」(KADOKAWA/イオンエンターテイメント)が初登場。人気作家・重松清によるベストセラー小説を「護られなかった者たちへ」「明日の食卓」の瀬々敬久監督のメガホンで実写映画化。破天荒ながら愛すべき父・ヤスを阿部寛が、その息子・アキラを北村匠海が演じる。共演は薬師丸ひろ子、杏、安田顕ほか。

 既存作品では、息の長い興行となっている5位の「余命10年」(ワーナー)が、累計動員204万人、興収25億円を突破。今週惜しくも圏外となってしまった「劇場版 呪術廻戦 0」(東宝)は、累計で動員956万人、興収134億円を突破し、「アナと雪の女王2」を抜いて歴代興収ランキング18位となっている。

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