空気階段、売れっ子になった今もKOC優勝は「実感ない」 今後の野望は「流行語大賞」
コント日本一を決める大会「キングオブコント2021」(以下、KOC)で頂点に輝いた空気階段がABEMAで初めて、新たな冠番組を4月15日からスタートさせる。その名も「空気階段ドキュメンタリーseason1『自腹100万円!クズの恩返し!』」(毎週金曜、午後11時)。お世話になった人たちのもとを訪れ、自腹で一発100万円を支払い、恩返しをしていくという大胆な企画だ。そんな“破天荒”な番組に臨む2人に現在の心境を聞いた。
自腹で一発100万円の破天荒企画「“恩返しバイブル”な番組にしたいです」
コント日本一を決める大会「キングオブコント2021」(以下、KOC)で頂点に輝いた空気階段がABEMAで初めて、新たな冠番組を4月15日からスタートさせる。その名も「空気階段ドキュメンタリーseason1『自腹100万円!クズの恩返し!』」(毎週金曜、午後11時)。お世話になった人たちのもとを訪れ、自腹で一発100万円を支払い、恩返しをしていくという大胆な企画だ。そんな“破天荒”な番組に臨む2人に現在の心境を聞いた。(取材・文=中村彰洋)
――冠番組おめでとうございます。企画を聞いたときの感想を教えて下さい。
水川かたまり(以下、かたまり)「まず、冠番組決まって『やったー!』って気持ちでした。でも、何日かたって冷静に考えて『100万? 100万?』と、のしかかってくるものはありました。でもトータルで『やったー!』ですね」
鈴木もぐら(以下、もぐら)「100万円ですからね……。だって『(ウッチャンナンチャンの)炎のチャレンジャー これができたら100万円!!』とか100万円をものすごい一生懸命に獲得しようとするわけですよね。そんな中で毎回100万円使うって、もう私なんか最終回の前に“飛ぶ”かもしれませんよ。その可能性もあります(笑)」
――番組名は「クズの恩返し」です。かたまりさんにはあまり“クズ”なイメージがありません。
かたまり「非常に不服です。厳密に言いますと僕は“クズ”ではないので。分かりやすくタイトルを付けるときに“クズ”ってことなので」
もぐら「(かたまりは)キモだから」
かたまり「キモだったらなんで100万円で恩返ししなきゃいけないの(笑)」
もぐら「キモいから100万円使って、キモから脱却しようっていう……(笑)」
――もぐらさんの借金はまだ残っているのでしょうか。
もぐら「あともうちょっと、本当にあともう少しです。100万円ぐらいですね」
――借金がある中で、100万円を自腹という……。
もぐら「そうなんですよ。でも今残っているのは、本当にお金持ちな富裕層の方の100万円なので、ちょっと待っていただいております。もちろんその方々にも恩返ししたいですね。(借金は)もう無いようなものといえば無いようなものですね(笑)」
――タイトルにちなんだ、最新の“クズ”話はありますか。
かたまり「ずっともぐらは体重113キロと公言してたんですけど、最近発覚したんです。118キロでした。最低だと思います」
――(笑)。もぐらさんは?
もぐら「BSよしもとで、岡山のいいところを紹介する番組をやらせてもらうんですけど、そこを完全に水川が私物化しています。同級生をディレクターに入れて、完全に身内で固め、BSよしもとで好き勝手やっています。そこが“クズ”だなと」
かたまり「私物化してないよ! そんな感じではやってない(笑)」