最上もが、育児ブログ“コメント欄閉鎖”の決断 シングルマザー試行錯誤の子育て明かす
モデルやタレントとして多方面に活躍する最上もが(33)は、シングルマザーとして今春に1歳を迎える長女の子育てに奮闘している。悩みながらの“ワンオペ育児”の様子、2匹の愛猫とまな娘と過ごす新米ママの生活ぶりを、新たなブログでつづっている。一方で、最近は「コメント欄閉鎖」の決断も。ブログを書く理由について聞いた。
ワンオペ育児の生活 娘に愛情を込めたニックネームは「こも」
モデルやタレントとして多方面に活躍する最上もが(33)は、シングルマザーとして今春に1歳を迎える長女の子育てに奮闘している。悩みながらの“ワンオペ育児”の様子、2匹の愛猫とまな娘と過ごす新米ママの生活ぶりを、新たなブログでつづっている。一方で、最近は「コメント欄閉鎖」の決断も。ブログを書く理由について聞いた。(取材・文=吉原知也)
2021年8月から始めたアメーバオフィシャルブログ「最上家の日常」では、娘に愛情を込めて「こも」とニックネームを付けている。
「そもそもワンオペ育児の生活なので、どうしても日常の話題がそれしかないということがありました。今まで使っていたSNSに上げると、ファンの皆さんの中には『ちょっと違う』という方もいたので、育児のことだけを書けるブログがあったらと思って始めました」。それに、20代前半から芸能界で走り続けてきただけに、こんな考えもあったという。「出産してからは何も仕事ができなくて、そういう自分は生産性がないとすごく思ってしまって…。新しくブログを書き始めることによって、自分は仕事をしているぞ、という感覚を持ちたくて。息抜きで始めたわけでもなく、そんな思いもありました」。
日々赤ちゃんの写真(目隠しをしてプライバシーに配慮している)をアップ。素朴でリアルな生活をつづっている。「子どもの成長記録を残したいという思いもありました。娘の成長を見ていく中で、『あっ可愛いな』と思っても見るだけで満足しちゃって、写真に収めないことが多かったんです。バタバタしているとついつい忘れてしまうこともあります。ブログを始めたおかげで、しっかり写真を撮ることが多くなりました。娘が新生児の頃は、私自身がテンパってしまっていて、写真がめちゃくちゃ少ないんですよ。それは本当に後悔しています。見返した時に寂しいなと。私自身、自分の小さい時の写真を見返すのが好きでもあるので、娘のためにも写真をたくさん残してあげたいなと思っています」と語る。
逆に、育児ブログを始めたことで悩ましいことも出てきたようだ。慎重に言葉を選びながら明かしてくれた。「ブログは日記の感覚を持っています。ちょっとした悩みのような、愚痴みたいなことも書きます。ただ話を聞いてほしい程度の感覚です。私が友達と会って話す時って、よくお互いに近況報告や悩みを話したりするんですが、具体的なアドバイスが欲しいのではなく、『きょうこんなことがあってさ』『あーそれ分かるー』みたいな。なので、読者の方に解決策を求めているわけではなかったんです」