「8.6秒バズーカー」はまやねん、キッチンカー進出で大人気 意外な苦労明かす
「ラッスンゴレライ」のリズムネタで2014年に大ブレークしたお笑いコンビ「8.6秒バズーカー」。コンビの1人、はまやねん(31)が今月5日から千葉・我孫子市の手賀沼でキッチンカーの営業を始め、話題になっている。キッチンカーを始めて分かった思わぬ苦労とは?
順調スタートも「どうしよう…」のワケ
「ラッスンゴレライ」のリズムネタで2014年に大ブレークしたお笑いコンビ「8.6秒バズーカー」。コンビの1人、はまやねん(31)が今月5日から千葉・我孫子市の手賀沼でキッチンカーの営業を始め、話題になっている。キッチンカーを始めて分かった思わぬ苦労とは?(取材・文=水沼一夫)
はまやねんがキッチンカーを出店している手賀沼は我孫子市一帯の憩いの場として知られる。子ども向けのミニSLあり、ボートありと、休日には多くの人が訪れる。
キッチンカーははまやねん以外にも、複数の車が並ぶ。しかし、その中で、最も集客しているのははまやねんのキッチンカーだ。赤い車体に「ラッスンゴレライ」の看板がインパクト抜群。はまやねんはサングラスに赤いポロシャツ、黒ネクタイの“正装”で、いかにも芸人らしい。ランチタイムにかかわらず、客は断続的に訪れ、はまやねんと談笑したり、写真を撮影していく。学生や若い女子のグループが多いのも特徴で、はまやねんは求められればサインにも応じている。
メニューは、2種類のホットサンド(取材日は「しっとり鶏むね肉てりたまサンド」と「たっぷり野菜のアボカドサンド」)に、スープとシンプル。ボリューム満点で、食べごたえがある。午後3時ごろの営業終了を待たずして売り切れることもある。
順調なスタートを切ったように見えるはまやねんだが、苦労していることはないのだろうか。
「苦労しているのは、仕入れの量ですかね。仕入れと仕込みが一番苦労します」と明かした。
飲食業に携わること自体が初めて。キッチンカーの営業は天候にも左右される。「どれだけ売れるか分からないので、仕入れも量もどうしようかみたいなのは今もあります。売り切れたら売り切れたでお客さんを取りこぼしてしまう。営業に付き物なんですけど、やっていって覚えていくしかない」と、試行錯誤が続いている。
仕入れは後輩のお笑い芸人と分担して行い、はまやねんは自らスーパーを回って食材を調達している。
一方で、キッチンカーならではの意外な悩みもある。