栗原はるみが本出版 おすすめレシピはまさかの超シンプル料理「弱火で20分焼いてみて」
料理研究家の栗原はるみがパーソナル・マガジン「栗原はるみ」(講談社)創刊を記念した発表会に4日、出席した。
パーソナル・マガジン「栗原はるみ」発表会
料理研究家の栗原はるみがパーソナル・マガジン「栗原はるみ」(講談社)創刊を記念した発表会に4日、出席した。
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この日、創刊された同誌では、料理だけでなく、栗原のライフスタイルも紹介。80以上のレシピのほか、ファッション、美容、旅などプライベートな素顔と暮らしの知恵が詰まった一冊となっている。
同誌を手にした栗原は「この本は自分に責任を持ちたいし、こういうタイトルを付けると残りますし、子供たちにもいいのかなと思いました。このタイトルにしてよかったと思います。自分の名前をタイトルにするなんて図々しいですよね」と笑った。創刊するきっかけを聞かれると「2年半前に夫が亡くなり、どうしようかと思っていた時期があって、そのころにやり残したことがあったなと思ったんですよ。なにが一番やりたいかと考えたときに、雑誌を作りたいと思ったんです。今までどんなにいい仕事をしたり、楽しいことがあってもこれからがなかったら自分の人生が終わっちゃう気がして、その不安感がありました。残った人生が本当に楽しくてよかった人生をどうしてもららなきゃという強い意思が出て、今回雑誌に出会えてよかったと思います」と振り返った。
見てほしいポイントを聞かれると「栗原さんって元気そうで楽しそうでいいなって思われているんですよ。いくつになっても楽しいってことを伝えたいです」とコメント。お気に入りのカットを聞かれると、ラフに着こなしたジーンズ姿を選んだ。
「ジーンズは本当に好きなんですよ。自分の人生と同じくらい好きなんです。ジーンズがないと生きていけないみたいな感じです。私がここまでジーンズが好きなことは誰もしらないと思いますよ」と明かした。
続けておすすめレシピを聞かれると、挙げたのは朝食で食べてほしいソーセージ料理。「ウインナーを焼いて食べる人は多いと思うんですけど、強火でさっと炒めるだけの人が多いと思います。弱火で20分くらい焼いてみてください。そうすると芯の芯まで熱くなって、皮が弾けます。そうするとすごく美味しくなります。ゆっくりとした日曜日に20分焼いてほしいです。きっとみんなウインナーは好きになります。どんなウインナーでも大丈夫です」と力説した。
今後やってみたいことについては「この本をずっと毎日見てもらえるような本にしたいです。次の号では京都に行きます。いつか京都の本も出してみたいです。人生捨てたもんじゃないよねと思ってもらえるようなきっかけになるとうれしいです」とアピールした。
さらに「挑戦する気持ちだったり、諦めないでなにかをやってみるとか、今まで躊躇していたことも、この本をきっかけに、なにかをやり始めてくれるといいかなと思います。この本を一度手にしたら次の号が出るまでずっと見続けられるような本を作っていきたいです」と読者へのメッセージを送った。