「鈴木敏夫とジブリ展」、東京展は「千と千尋」再現空間が目玉 滝沢カレン&神田伯山参加
スタジオジブリの秘密を知ることができる展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が、7月1日~9月7日の期間で、東京展を開催することが決まった。展覧会アンバサダーはタレント・滝沢カレン、音声ガイドは講談師・神田伯山が務める。
高畑勲、宮崎駿両監督と共に数々の名作を送り出してきた名プロデューサー
スタジオジブリの秘密を知ることができる展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が、7月1日~9月7日の期間で、東京展を開催することが決まった。展覧会アンバサダーはタレント・滝沢カレン、音声ガイドは講談師・神田伯山が務める。
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話題の展覧会が、大幅増量バージョンで3年ぶりに帰ってくる。高畑勲、宮崎駿両監督と共に数々の名作を世に送り出してきたスタジオジブリ・プロデューサーとして知られる鈴木敏夫。本展は2019年に東京・神田明神で開催され、好評を博した。長崎、京都を経て今回は東京・寺田倉庫での開催となる。
スタジオジブリでの映画プロデューサーとしての足跡など、ジブリファン必見の展示はもちろんのこと、書をはじめとする多彩な活動も紹介。「新たな目玉1」は、8800冊の巨大本棚だ。鈴木プロデューサーが子ども時代から影響を受けたさまざまな映画、本、漫画、音楽など。今回はその中から本と漫画にスポットを当て、名著の数々が自身の思考術へどうつながっていったのかを探る。圧巻の巨大本棚は、れんが屋と呼ばれる鈴木プロデューサーの隠れ家をもとに構成。まるでれんが屋に迷い込んだような空間は、きっと好奇心を刺激するだろう。
「新たな目玉2」は、東京限定となる「千と千尋の神隠し」の世界観を再現した大型空間だ。宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」(2001年)に登場する湯屋「油屋」(あぶらや)をモチーフにした展示が登場する。オオトリさまがゆったりくつろいでいるかも!?
〇滝沢カレンのコメント
「ジブリさんの世界との出会いは、まだまだ一桁の頃の私でした。地球じゃないような場所にいる感覚がして、どこかうれしい迷いの空間に入れたような。目に入ったジブリの景色は一瞬で手をグイと引き、あの右も左も知らない私を夢中にさせました。草木の緑が大量にフサフサしていて、風が吹くとこちらまで風が肌にあたるほどの一心同体感。スクリーンで見ているはずなのに….そこをさっそうとはみ出し360度がジブリとなった日のことを忘れません。奇妙なのに美しくて、やめられなくて、不思議になって、あの世界にいくら入りたかったか。29歳になった私にも変わらず、人生の楽しみや驚きを与えてくれます。今、目の前がジブリの世界に変身するのですね。本当に幸せです。油屋で働けることになったくらいうれしいです。貴重な役割を本当に、本当に、感謝いたします。
〇神田伯山のコメント
「ジブリの鈴木さんの背景には、エンターテインメントの大宇宙があります。愛読されている本も展示されるようで楽しみです。『また、会えたね!』がコンセプトだそうですが、過去のレギュラー番組で共演していた、アンバサダーの滝沢カレンさんと私も、この大宇宙で再会できたらおもしろいですね」