「ジョーズ2」、40年ぶりの吹き替え新録 米寿を迎えた羽佐間道夫ら豪華声優陣が集結
BSテレ東では、3月7日午後6時30分から、映画「JAWS/ジョーズ2」新録吹き替え版を放送する。声優界のレジェンド・羽佐間道夫の米寿を祝い、豪華声優陣が集結した。ジョーズ2は1982年の日本テレビ「水曜ロードショー」以来、実に40年ぶりの吹き替え新録。2004年にテレビ東京「木曜洋画劇場」で吹き替え新録した「JAWS/ジョーズ」第1作以来、18年ぶりの“羽佐間ブロディ”復活となる。
18年ぶりの“羽佐間ブロディ”復活 高島雅羅・銀河万丈ら集結
BSテレ東では、3月7日午後6時30分から、映画「JAWS/ジョーズ2」新録吹き替え版を放送する。声優界のレジェンド・羽佐間道夫の米寿を祝い、豪華声優陣が集結した。ジョーズ2は1982年の日本テレビ「水曜ロードショー」以来、実に40年ぶりの吹き替え新録。2004年にテレビ東京「木曜洋画劇場」で吹き替え新録した「JAWS/ジョーズ」第1作以来、18年ぶりの“羽佐間ブロディ”復活となる。
本作は、あの惨劇から数年後、平和を取り戻したビーチに忍びよる巨大な影。かつて人喰いザメと死闘を繰り広げた警察署長ブロディ(ロイ・シャイダー)は、人々を救うため、再び立ち向かう……というストーリーだ。
久保一郎プロデューサーは「昨年2月放送『ある日どこかで』の吹き替え新録では、ささきいさおさんと“ロッキー対決”してくださった羽佐間道夫さんの絶好調ぶりに感激しましたが、その後、10月に羽佐間さんが米寿を迎えられたと聞き、何か物を贈るよりお仕事をお願いしよう、と思い立った」と、今回の企画趣旨を説明した。
羽佐間の配役について、「持ち役とは言え、公開当時46歳のロイ・シャイダーを今の羽佐間さんにお願いしていいのか? と不安もありましたが、これが全く違和感なし! まさに名人芸ですね」とたたえた。
さらに、声優陣についても言及。「第1作の『木曜洋画』版にもご出演いただいた高島雅羅さん、堀内賢雄さんをはじめ、大御所声優陣が続々集結。まだまだ続くコロナ禍の中、皆で羽佐間さんを囲んで、というわけにも行かず、昔とは勝手の違う収録現場ではありましたが、完成した吹き替え版には、テレビの『洋画劇場』全盛時代の香りがたっぷり。“あの頃”の空気を感じつつ、レジェンドの至芸をお楽しみください」と語った。
声優陣のコメントが届いた。
○羽佐間道夫(マーティン・ブロディ)
「なんと、このシリーズで、ヒットを飛ばした、ロイ・シャイダーに、再びお目にかかれるとは! しかも、日本語版の吹き替えは、今時、よくこれだけのメンバーを集めたなーと言う、ぜいたくぶりの新録で、久しぶりに収録の楽しさを味わえました。ロイは既に75歳で他界しましたが、その元気な姿を画面いっぱいに見せています。いやー、映画は不滅です、今回も貴方を恐怖のどん底に誘います!」
○高島雅羅さん(エレン・ブロディ)
「とても米寿を迎えられたとは思えない若さ! あまりにもお変わりにならないのに驚きです。お話がお上手なのも、チャーミングなのも相変わらずで、冗談に笑いながらもいろいろ教えていただきました。どうぞいくつになられてもお変わりなく楽しいお話で私たちをご指導いただきたいと思います」