俳優の塩野瑛久と足立梨花の“結婚生活”に密着したABEMAオリジナルシリーズ恋愛モキュメンタリー番組「私たち結婚しました2」が4日に放送された1時間スペシャルで最終回を迎えた。

　夫婦生活最後の日。2人は自宅で食事を終えると横浜へ最後のデートへと向かった。います。グルメを楽しんだり、占いで2人の相性を占ったりとデートを満喫。そして日も暮れ、ベンチでくつろいでいると、足立が塩野にサプライズプレゼント。「私はこの先温めてあげられないからさ、これであったまって」と手袋を渡した。塩野はうれしそうに「ありがとう」と感謝するも、「今日（手袋を）つけたいけど、これから先は（足立が塩野を）あっためられないから右手だけつけて、左手はつないでおこう」とラブラブっぷりを見せた。

　また、塩野からもサプライズが。少し歩き、マンションに足を踏み入れると、塩野は「ここからは目隠ししようかな」と足立の目を自分の手で隠した。そして部屋の中に入り、目隠しを取ると、「うわあ～！！！」と足立は驚き。そこには結婚生活中に塩野が撮影してきた足立の写真が展示されていた。写真には塩野が1つずつにタイトルをつけてあった。そして、「最後に2人でここで写真を撮ります、これが最後」と言い、2人で記念撮影。塩野は足立をバックハグし、「ありがとう、夫婦になれてよかったよ」と感謝を伝えた。

　その後、別れの時まで、あと10分と迫り、2人は観覧車を見ながら思い出を振り返る。2人の夫婦生活のスタートがお姫様抱っこであったことから、「お姫様抱っこにはじまり、お姫様抱っこに終わる」という塩野の提案で、最後は夜景をバックにお姫様抱っこも披露した。

　そしてついに迎えた別れの瞬間。足立は「寂しくなっちゃう。だから別れって嫌なんだよね」とつぶやき、「ダメだ、あげられない顔」と塩野の腕の中で大号泣。塩野は足立の頭をなでながら、優しい声で「いい時間だったね」と伝えた。「俺には心開いてくれた？」と問うと、足立は「うん」とうれしそうにうなずく。足立が顔を上げたところでおでこをくっつけあい「ありがとう、またね」と言い、「せーのっ」の掛け声で2人はお互いに反対方向を向いて別れた。

　反対方向に進んでいく2人。途中足立は後ろを振り向き塩野を見ながら「絶対振り向かないんだよ」とポツリ。しかし、足立とは別のタイミングで振り返っていた塩野。スタジオで様子を見届けた「千鳥」ノブ、ベッキー、三浦翔平は「振り向いてたんだよ」「足立ちゃん観てたんだよ」と思わず声が盛れた。2人の切なく、はかないい別れに「脚本でも書けないんじゃないですか」「モキュメンタリーの“真髄”」「グッときた」と絶賛だった。

　塩野夫婦の夫婦生活は終了したが、「ABEMA」の「ABEMAプレミアム」では未公開映像を公開。別れた後のお互いの気持ちについても明かしている。また、最終話は「ABEMA」にて7日間無料で視聴することが可能。