「免許返納したい年齢」“75~84歳”が過半数 8人に1人は「返納するつもりはない」

廃車・事故車買取専門の株式会社はなまる(本社:大阪府大阪市、代表:岡崎 和也)は、自動車の免許を取得したことがある、30代から70代の男女500名を対象に「車の乗り換え・廃車に関する調査」を実施。

75~84歳は過半数が免許返納の意思(写真はイメージ)
75~84歳は過半数が免許返納の意思(写真はイメージ)

「85歳以上(10.8%)」と回答した人は1割程度

 廃車・事故車買取専門の株式会社はなまる(本社:大阪府大阪市、代表:岡崎 和也)は、自動車の免許を取得したことがある、30代から70代の男女500名を対象に「車の乗り換え・廃車に関する調査」を実施。

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 本調査では、現在乗っている車のタイプや、今後乗りたい車のエンジンタイプ、乗り換え、免許の返納を希望するタイミングなどが明らかに。また、廃車手続きを経験した人に対しては、廃車理由や年数、エピソード等についても調査を実施。現代における車への意識が見て取れる調査結果となった。

 高齢ドライバーの手数料の改定や「運転技能検査」が2022年5月より開始。それに伴い、免許返納への意識はさらに高まると考えられているが、「何歳で免許の返納をしたいか」という質問に対し、最も多かった年齢層は、4人に1人以上が回答した「75歳~79歳(27.4%)」。続いて「80歳~84歳(23.6%)」となり、過半数は「75歳~84歳」に返納したいことが分かった。

「85歳以上(10.8%)」と回答した人は、1割程度と比較的少数派だったが、8人に1人以上は何歳になっても「返納するつもりはない(13.4%)」と考えていることが明らかになった。

 また車の乗り換え時のほか、事故などで修理ができないような場合や長年乗らずに放置している場合などには、廃車手続きが必要になることがあるが、廃車手続きをしたことがある人を対象に、廃車にした理由について質問したところ、「老朽化や経年による経年廃車(69.2%)」と7割近くが回答。「トラブルや故障による余剰廃車(19.6%)」が続き、3番目に多かったのは、「車検費がもったいないから(12.4%)」「車を使う機会がなくなったから(12.4%)」。続いて、「交通事故や地震・台風等の天災による事故廃車(11.2%)」となった。他には、自動車税、燃料費、保険料、駐車場代がもったいないという、金銭的な面が理由に挙がりました。

次のページへ (2/2) 【画像】「免許返納したい年齢」のグラフ
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