双子のパンダ公開に歓声 「来てよかった」「すごくフワフワでかわいかった」
東京・上野動物園で12日、昨年6月に生まれた双子のジャイアントパンダ、オスの「シャオシャオ」とメスの「レイレイ」の一般公開が行われた。
昨年6月に誕生
東京・上野動物園で12日、昨年6月に生まれた双子のジャイアントパンダ、オスの「シャオシャオ」とメスの「レイレイ」の一般公開が行われた。
中国の四川省をモデルにした西園の展示場「パンダのもり」で母シンシンとともに公開された。新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大により、園は11日から臨時休園中だが、パンダの公開は抽選の当選者に限り、この日から3日間(各日約1000人)行われる。
午前10時に観覧が始まると、待ちわびた来園者から愛くるしい姿に歓声が上がった。シャオシャオ、レイレイは初めて目にする大勢の人の前でも、気持ちよさそうに動いたり、横になっていた。
神奈川から来た三原正さんは「かわいかったです。動いているの見たの初めてだったのでうれしいです。来てよかった」と笑顔を見せた。
シャオシャオとレイレイはちょうど木の近くで遊んでおり、シャオシャオが木登りする様子を動画に収めた。
別の女性は「すごくフワフワでかわいかったです。抽選に当たったのも奇跡的。感動しました」と興奮気味に話した。
園では、この日に向け、昨年12月18日から母子が一緒に室内展示室と寝室を出入り自由にして飼育。12月29日からはスタッフによる観覧練習も開始していた。
体重は3日時点で、シャオシャオが14.40キロ、レイレイが13.20キロとなっている。