那須川天心、ターニングポイントは堀口恭司戦「人として認められたなってうれしかった」
今年6月にキックボクシングラストマッチを行う那須川天心。RIZINラストマッチを終えた神童が「那須川天心は“ヒーロー”じゃないと」とABEMA格闘チャンネルの公式YouTubeで語っている。
RIZINラスト花道に「うわ、この景色最高だと思いました」
今年6月にキックボクシングラストマッチを行う那須川天心。RIZINラストマッチを終えた神童が「那須川天心は“ヒーロー”じゃないと」とABEMA格闘チャンネルの公式YouTubeで語っている。
PRIDEのレジェンド・五味隆典とRIZINラストマッチを終えた天心。試合後のマイクでは感極まって涙する場面もあった。
大みそかRIZIN後のインタビューで天心は「RIZINで良かったと思いますね、最高ですよ、RIZINはいけてる。お客さんもいけてる。煽りVTRを見て、感極まった。ラストダンスですよ。うわ、この景色最高だと思いました」と興奮気味だが、すっきりとした表情だ。
また自身のRIZIN初戦について「なんだこいつ、誰も知らないみたいな感じだったですけど。(初戦で)大きいものをみせられてそれでちょっと納得してくれて、試合の数を重ねる度にお客さんも納得してくれて、歓声もいつもより増えていった」と振り返った。
ターニングポイントについても言及。「本当に認められたと思ったのは堀口恭司さんと闘った時ですかね。『キックなんていらねえよ』ってずっと言われていて、それで堀口さんと試合をして、『ああ、天心はいいか』って。人として認められたなってうれしかった、認められて」と感慨深げに語った。
さらに“キックボクサー・那須川天心”としてのラスト2試合についても心境を明かした。4月に行われる予定のRISEについては「これもまた僕を成長させてくれた舞台ですから、しっかり締めたい」とひとこと。
続けて、「未来がある子どもたちにでかいものを残さないとなっていう思いがあった。僕が発言するときは格闘技だけでなくて、世間に向けて言おうと思っている。キックボクサー・那須川天心はこういうやつだったよって知らしめる試合ですね」と試合は終わったばかりだが、天心の目は早くも未来を見据えている。
そして最後は「武尊選手とやるって決めた時に思ったことは那須川天心は“ヒーロー”じゃないといけないと思いましたね」と6月に迫る武尊戦へ力を込めた。