黒木華、ネットニュース業界に“切り込む”新ドラマに抱負「どこまで深掘りしていくのか」

フジテレビ系木曜劇場「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」が、6日午後10時からスタートする(初回15分拡大)。初回放送を目前に、主演の黒木華が最新コメントを寄せた。

「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」に出演する(左から)野間口徹、溝端淳平、黒木華、野村周平、石井杏奈【写真:(C)フジテレビ】
「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」に出演する(左から)野間口徹、溝端淳平、黒木華、野村周平、石井杏奈【写真:(C)フジテレビ】

経理部から異動で“コタツ記事”ばかりのお荷物部署を立て直し

 フジテレビ系木曜劇場「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」が、6日午後10時からスタートする(初回15分拡大)。初回放送を目前に、主演の黒木華が最新コメントを寄せた。

 本作は、大手出版社・クスノキ出版が運営するニュースサイト「カンフルNEWS」の編集部員を主人公に、そこで働く者たちの仕事・生き方・恋愛を通して、新時代の「人と人とのつながり」を描く、完全オリジナルストーリー作品。主演の黒木が演じるのは、とあるきっかけで経理部から「カンフルNEWS」の編集部員に異動してきた瀬古凛々子。そこで凛々子は、編集部員の根津道春(溝端淳平)や下馬蹴人(野村周平)らと出会う。凛々子は、「PV(ページビュー)数を伸ばす」という目的のために取材をし、記事をアップしていくことで、世の中で必要とされていないと思っていたネットニュースの仕事を少しずつ意味のあるものに変えていく。

 ネットニュース編集部という現代を象徴する職場を舞台に、仕事は完璧だが、秘密を抱え、謎めいた凛々子が、周囲の人間を巻き込みながら成長していく姿や軽妙でテンポのよさが見どころの1つだ。

 黒木は「私含め、世の中に出ているネット記事と無関係の人は、その内容をうのみにしてしまうことも多いかと思います。その部分に切り込んでいく物語というのは面白いと思いますし、どこまで深掘りしていくのか楽しみです」と、ドラマ開始前の心境を語った。

 演じる凛々子については、「人と関わることが苦手ですが、真実を追求することに信念や責任感を持って行動できる女性です」と表現。「そんな凛々子の真っすぐな姿はきっと魅力的に映ると思いますし、真偽の分からない情報が飛び交う昨今、私自身も凛々子のような記者に記事を書いてほしいと思っています」と、主人公像について明かした。

 最後に、「瀬古凛々子という人を通して、知られざるネットニュースの世界を楽しんでいただける内容になっていますので、ぜひご覧ください」とメッセージを寄せた。

 〇第1話あらすじ

 大手出版社クスノキ出版の経理部の瀬古凛々子(黒木)は、他人の気持ちや場の空気を読むことは苦手だが、優れた洞察力を生かし矛盾や誤りを見抜く能力に長けた女性。そんな凛々子の能力を認める執行役員の仁和正樹(安藤政信)は、クスノキ出版が運営するニュースサイト「カンフルNEWS」の立て直しを命じる。

「カンフルNEWS」には、放任主義の編集長・山田礼二(生瀬勝久)のもと、凛々子と同期の根津道春(溝端)、仕事は早いが中身の薄い男・下馬蹴人(野村)、シングルファーザーの椛谷静司(野間口徹)、少年漫画誌の編集部志望だった一本真琴(石井杏奈)が所属。だが、その仕事ぶりはといえば、他社のニュースやブログ記事のコメントをコピペしただけの“コタツ記事”ばかり。PVは月間50万程度で広告もろくにつかないお荷物部署状態。編集部にやってきた凛々子は「ゴシップで攻める」という戦略を立て、月間5000万PVを目標に掲げた。

 そんななか行われた編集会議で、アイドルと人気声優の交際がうわさされるきっかけとなったあるクリスマスパーティーが話題に。そのパーティーに、ゲーム・アプリ会社「グリフィン・ラボ」の代表たちが出席しており、彼らをパワハラ企業として告発するという投稿があることを知った「カンフルNEWS」の面々は、危険だという凛々子の反対を無視し、このパワハラの件を記事にするが…。

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