【M-1】「オズワルド」が1位で勝ち抜け 「錦鯉」「インディアンス」の3組が最終決戦へ

“漫才日本一”を決める「M-1グランプリ2021」の決勝が19日、東京・六本木のテレビ朝日スタジオで行われ、「オズワルド」「錦鯉」「インディアンス」が最終決戦に進出した。最終決戦は、3組のネタ披露が終わってから審査員たちが「1番面白かった」と思うコンビ名を一斉に発表し、その得票数で王者を決める。

オズワルド【写真:ENCOUNT編集部】
オズワルド【写真:ENCOUNT編集部】

敗者復活のハライチは9位でM-1を終える

“漫才日本一”を決める「M-1グランプリ2021」の決勝が19日、東京・六本木のテレビ朝日スタジオで行われ、「オズワルド」「錦鯉」「インディアンス」が最終決戦に進出した。最終決戦は、3組のネタ披露が終わってから審査員たちが「1番面白かった」と思うコンビ名を一斉に発表し、その得票数で王者を決める。

「M-1グランプリ」はプロ、アマ、芸歴、所属事務所の制約はなく、「結成から15年以内」という出場資格さえ満たしていれば誰でも参加することができる日本最大のお笑い賞レース。賞金1000万円とブレイク芸人の座をかけ、今年は過去最多の6017組がエントリーしていた。

 決勝戦で大きなカギを握る審査員は、松本人志(ダウンタウン)、オール巨人(オール阪神・巨人)、上沼恵美子、立川志らく、中川礼二(中川家)、塙宣之(ナイツ)、富澤たけし(サンドウィッチマン)の7人。18年から4大会連続で同じ面々がそろった。MCは昨年に引き続き、今田耕司と女優の上戸彩が務める。今田は03年大会から15大会連続、上戸は08年大会より10大会連続でのMCとなる。

○M-1決勝採点結果
1.オズワルド:665点
2.錦鯉:655点
3.インディアンス:655点
4.ロングコートダディ:649点
5.もも:645点
6.ゆにばーす:638点
7.真空ジェシカ:638点
8.モグライダー:637点
9.ハライチ(敗者復活):636点
10.ランジャタイ:628点

【オズワルド】畠中悠、伊藤俊介
2014年結成。吉本興業所属。昨年の20年大会は決勝進出。3年連続で決勝に進出している。伊藤の実妹は女優の伊藤沙莉。20年に第5回「上方漫才協会大賞」文芸部門賞を受賞。21年にABC「第42回ABCお笑いグランプリ」優勝。

【錦鯉】長谷川雅紀、渡辺隆
2012年結成。ソニーミュージックアーティスツ所属。昨年の20年大会は決勝進出で、50代(長谷川)でファイナリストになるのは大会史上初。今大会でも決勝戦進出者の中では最年長。

【インディアンス】田渕章裕、きむ
2010年結成。吉本興業所属。昨年の20年大会は準決勝敗退。決勝進出は19年大会以来2回目。第48回「上方漫才大賞」新人賞受賞。15年に「NHK上方漫才コンテスト」準優勝、18年に同コンテストで2度目の準優勝。18年、若手漫才師を対象にした「Cygames THE MANZAI プレマスターズ2018」で優勝。

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