女子格闘家が“同業者との恋愛”メリット・デメリットを赤裸々公開 格闘家はチャラい

最近、女子格闘家のメディアへの露出が増えた。リング上の話題はもちろんだが、彼女たちの場合、男子と違って恋愛や結婚に関するものも多い。女子格闘家が格闘家と付き合うメリット・デメリットとは? かつて業界にはそういった話を公にするのは難しい雰囲気があったが今はどうなのか。業界をにぎわす3人の女子格闘家に事情を聞いた。

2人の格闘家と交際したことがあという浅倉カンナ
2人の格闘家と交際したことがあという浅倉カンナ

2人の格闘家と交際経験明かした浅倉カンナの場合

 最近、女子格闘家のメディアへの露出が増えた。リング上の話題はもちろんだが、彼女たちの場合、男子と違って恋愛や結婚に関するものも多い。女子格闘家が格闘家と付き合うメリット・デメリットとは? かつて業界にはそういった話を公にするのは難しい雰囲気があったが今はどうなのか。業界をにぎわす3人の女子格闘家に事情を聞いた。(取材・文=“Show”大谷泰顕)

 今回、話を聞くきっかけとなったのは、今年9月、K-1で活躍するMIOのYouTubeチャンネルに、RIZINで活躍する浅倉カンナが出演し、過去に何人の格闘家と付き合ったことがあるのか。それをお互いに言い合う場面を見たことだった。

 その動画では、MIOが3人、浅倉が2人と答えていたが、それを受けて、実際に浅倉と話をした際に、もう少し踏み込んで話を聞いてみた。まず、自身が格闘家と付き合うメリットについて、浅倉はこう答えている。

「男子もそうだと思いますけど、やっぱ女子(格闘家)について、(一般人は)理解できないじゃないですか。(殴り合うなんて)普通のことじゃないので。そこはすごく楽だと思いますね。練習がハードになることもあるし。悩みも相談できる。スポンサーさんとの(付き合いも)あるし。そういうことに理解があるほうが、ストレスなく格闘技ができる。そういうのはありますね」

 逆にデメリットに関しては、「自分は、ずーっと一緒にいるのが無理なタイプなので」と話す。

「もしジムに付き合っている人がいたら、ずーっと一緒にはいられない。でも人によると思うんですよ、そこは。自分はそういうのは苦手ですね。ジムにいるのは仕事なので、プライベートと仕事がずっと一緒なのはちょっと厳しい」

 個人的にはこの意見には激しく同意する。同業者のほうが楽ではあるが、四六時中一緒なのは見張られているような気になるのではないか。

 また、デメリットに関して考えられるのは、格闘技界は広いようで狭い村社会でもあるため、たとえ別れても、どこかですれ違う機会があるのは、人によっては面倒くささを感じるだろう。

「そうなんですよね(苦笑)。ホントそうなんです」

 浅倉はそう答えた後で、「でも現役中は、同業者でも楽だと思いますけど、(現役生活を終えて)結婚ってなったら、(同業者とかは)関係なくても全然大丈夫」と続けている。

 ちなみに現在24歳の浅倉に「結婚は考えますか?」と聞くと、「考えますね。子どもが欲しいです」と即答。令和の今は、何がスタンダードかは意見が分かれるだろうが、女性であれば、そうあってほしい願望が個人的にあるのだろう。浅倉の考えにはやはり激しく同意した。

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